2018年5月の記事一覧

保健主事研修

5月25日(金)には、「保健主事研修」が行われました。学校保健の現状と課題について、講義や協議により課題を共有し、改善策について学ぶことができました。また、アレルギー対応について専門の医師による講義もありました。研修者からは「アレルギーへの対応については、ほとんど知識がなかったので今後はしっかり危機意識をもって理解を深めていきたい。」「学校保健委員会に向けた自校の健康課題等の把握に努め、市・県の健康課題と照らし合わせた学校保健委員会の運営をしていきたい。」などの感想が見られました。安全で安心な学校に向け、本日の学びを生かしていただけたらありがたいです。

中堅教諭等資質向上研修

 5月28日(月)に、中堅教諭等資質向上研修として「経験者研修Ⅱ共通研修」並びに、「学校栄養職員経験者研修Ⅱ全体研修」を実施しました。教職経験10年を経た教諭・栄養職員の18名が参加しました。
 まず、吉田尚教育長から「中堅教諭等資質向上研修に当たって」の講話がありました。その後、学校教育課管理主事から「教職員としての服務・勤務」センター指導主事から「経験者研修Ⅱの進め方」「学校経営への参画について」、最後に外部講師の市内教頭先生から「授業設計の在り方」について講義がありました。

 

 栄養職員の全体研修では、午後から市内中学校所属の栄養教諭の先生を外部講師として、講義「これからの学校栄養職員の役割」協議・演習「学校給食運営上の課題とその対策」のについて研修を進めました。

 中堅教諭としてますます力を発揮されるよう、教職10年を経た先生方は、1年を通して研修を進めていくことになります。充実した研修となるよう、当センターでも工夫してまいります。

経験者研修Ⅰ全体研修

5月23日(水)に経験者研修Ⅰ全体研修が行われました。

教職経験6年目の先生方が参加し、「教職5年経験教員としての心構え」や「教職員としての服務・勤務」「学級経営の充実に向けて」「学力向上に向けた指導の改善」「生徒指導の現状と課題」について研修を行いました。

研修を受けた先生方からは、「日々の行動、言動、服装なども見られているということを気をつけていかなければならないと強く思った。」「午後の演習では他の学校の先生方とも情報交換することができ、明日からの指導に生かしていきたい。」「どんな教師になりたいかという気持ちを明確にし、目の前の子どもとしっかり向き合うこと、学力向上のために「課題づくり・話し合い・ふり返り」を充実させることを中心に取り組んでいきたい。」などの前向きな意見が聞かれました。

今後さらに指導力に磨きをかけていって欲しいと思います。

情報教育担当者研修

 5月24日(木)に情報教育担当研修が行われました。

主に新任情報担当の先生方が、ICT機器の点検・整備や活用の仕方、情報モラル教育の推進などにについて学びました。

情報教育担当の先生方の仕事は多岐にわたるため、一つ一つ確認しながら研修を進めました。最近、各学校でも力を入れているホームページについては、実際に市内の小中学校のホームページを見てもらいながら、どのように運営していけばよいかを学びました。

この研修で確認したことを元に、各学校においてますます情報教育を推進していただければと思います。

 

 

NEW 特別支援教育コーディネーター研修

   5月9日(水)は、市内の小中学校の特別支援教育コーディネーターの先生方が集まり、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めることができるようなマネジメント力の向上と、合理的配慮についての理解を図ることを目的に研修を実施しました。

   初めにいわき教育事務所指導主事より「インクルーシブ教育システムの推進と合理的配慮の提供について」というテーマで、特別支援教育コーディネーターの役割と小・中・高等学校におけるコーディネーターの取り組みの実際について理解を深めるとともに、本市における特別支援学校のセンター的機能について講義をいただきました。

 続いていわき管内特別支援学校地域支援担当者の先生方(県立聴覚支援学校平校、平支援学校、いわき支援学校、いわき支援学校くぼた校)から、各校の取り組みについて具体的にお話をいただきました。

 後半は、総合教育センター教育支援室指導主事が「各学校で行うことができる合理的配慮の提供について」というテーマで講義を行いました。法改正や社会的ニーズという視点から、特別支援教育の動向や学校現場での特別支援教育の実践例について理解を深めました。

 参加者した先生方からは、「インクルーシブ教育システム構築の理解が深まった」「特別支援教育について、教職員全体で推進していく重要性を痛感した」「短時間でもケース会議を開いて、支援について具体策を考えていきたい」との感想が見られました。

 本センターでは、今後も各学校・支援学校等と連携しながら、子ども達のよりよい成長へ向けて尽力してまいります。