学級活動には大きく３つの柱があります。

　（１）想いを実現し、豊かな学級や学校の生活をつくる学級活動

　（２）現在の自分を見つめ、自己の成長を考える学級活動

　（３）将来を見通し、なりたい自分に向けて努力する学級活動

です。（「みんなでよりよい学級・学校生活をつくる特別活動」〔国立教育政策研究所〕より）

　いわゆる「学級会活動」は（１）にあたるのですが、４日（木）に、６年生が集会の計画を話し合う学級会活動を行いました。

　議長や副議長、ノート書記や黒板書記を決め、多様な意見を「出し合う」「比べ合う」「まとめる」という流れで話し合いを進めていきました。

　その中で素晴らしいと思ったのは、「クリスマスパーティーをやりたい」という意見に対して質問してその内容を聞いたうえで、

「それなら、集会をクリスマスパーティーとしてやって、そこにみんなが言っているイベントをやってはどうか。」

と提案してくれたのです。

　学級会活動の話し合いで大切なことの１つとして、単なる多数決ではなく、

「お互いの意見を生かし合う意識を持ちながら話し合い、お互いの意見の良さを合わせた、総意に満ちた考えを生み出す」

という視点があります。この発言をした子は、そういった視点をしっかり持っており、その意見にみんなが賛成していた姿を見て、（素敵な話し合いができているなあ）と感心しました。

　こうして学級の総意として決まった集会です。

　ぜひ楽しんで盛り上がって、素敵な活動となることを願っています。