今日の２校時、現職教育の一環として４年生の研究授業を行いました。

　単元名は「音階をもとにして音楽をつくろう」です。

　本時は、グループで旋律の音の動きに気をつけながらつなぎ方を考え、まとまりのある音楽をつくることをめざします。

　前時までに一人一人が作った曲をたがいに聴いて、それをどうつないでいくのがよいのかを話し合いました。

　それぞれの旋律のパターンや、始まりの音、終わりの音などに注目し、よりよいつなぎ方について熱心に話し合っていました。

　本校では昨年度から「協働的な学び」を重視した取り組みを行っています。今回の授業でも、友達のつぶやきに対して頷いたり、

「たしかに。」

「そうだね。」

と答えたりする姿が随所に見られました。

　また、友達の曲を聴く際、体を揺らしてリズムを取りながら聴いている子もいて、心から友達の曲を聴こうをしている気持ちが伝わってきました。

　各グループでいろいろな考えを出し合い、互いの意見を尊重しながらうまく調整していきました。

　その後、自分のパートを鍵盤ハーモニカで練習しました。

　タブレットの作曲画面と鍵盤ハーモニカの鍵盤を交互に見ながら演奏していたのですが、この場面でも、指使いについて、友達同士で助言し合う姿もあり素敵でした。　

　最後にグループごとに演奏を発表して終わりました。

　子どもたちのたくさんの呟きや互いに関わる姿など、参観した先生方が「子どもを見取る力」を高めるのに、絶好の授業でした。