あしながおじさんありがとう集会
2025年10月14日 11時07分本校に毎月届く匿名の封筒。
中には図書カードが入っています。
本校では代々「あしながおじさん」からのおたよりと呼んでいます。
正式な記録は残っていませんが、昭和57年から続いていると言われています。
40年以上にわたる善意のおたより。
本当にありがたい限りです。
数年に一度、一定額になった時にまとまった冊数の書籍を購入するのですが、その書籍購入に合わせて「あしながおじさんありがとう集会」を開いています。
そのねらいは2つ。
1つ目は、子どもたちに、素敵な善意のおかげで新しい書籍が購入できたことを伝えること。
2つ目は、匿名の善意に対し、直接感謝の言葉を伝えることができないため、マスコミの力をお借りし、記事を通して「あしながおじさん」に感謝の気持ちを伝えること。
今日の大休憩の時間、3年ぶりに「あしながおじさんありがとう集会」を開催しました。
今回もいつもお世話になっている3社の新聞記者の方が取材に来てくださいました。
「校長先生のお話」では、40年以上にわたる無償の善意のすばらしさとありがたさについて感謝するとともに、この方のように「思いやりの心」「ボランティアの心」を大切にしてほしいことを伝えました。
続いて、「図書委員会からの『あしなが文庫』の紹介」では、図書委員会の児童全員で、あしなが文庫の由来やこれまでの経緯などを説明し、そして、感謝をしながらたくさん本を読みましょうと呼びかけました。
最後に、学校司書の先生からは、今日から貸し出しができること、そして、そのために、図書ボランティアのおうちの方々がラベリングなどの準備をしてくださったことなどが紹介されました。
今回の集会の記事が数日後には掲載されるかと思います。
その記事を通じて、子どもたちの嬉しそうな表情や感謝の思いが、「あしながおじさん」に届いてくれることを願っています。