救急救命法講習会
2025年6月16日 13時04分13日(金)の放課後、小名浜消防署の消防隊員の皆様にご来校いただき、救急救命法講習会を開催しました。
まず、心臓マッサージ(胸骨圧迫)までの手順と方法を教えていただき、実習しました。
今回は大人サイズの人形に加え小児サイズも持参いただいたので、大人と子どもでの押し方や力の加減の違いについて学ぶことができました。
職員は毎年こうした講習を受けているので、反応の有無や救急車及びAEDの手配等の流れはとてもスムーズです。毎年の積み重ねが大切であることがよくわかります。圧迫のペースについて質問された職員がしっかり答えられたのはさすがでした。
続いて、AEDの使用について学びました。
本物のパッドの粘着力は練習用と違って強力なので、パッド同士がくっついてしまわないよう、1枚ずつ剥がすことも教えていただきました。
その後、アナフィラキーショックが起きた際のエピペンの使用について学びました。
反応が出た時に速やかに打てるかどうかが大事になってきますが、こうした研修を通して、エピペンの構造や持ち方・打ち方を知っておくことがとても大切だと思います。
最後に職員から、食べ物を詰まらせたときの対処法について質問があり、その方法を教えていただきました。腹部突き上げ法は内臓が未発達の子どもには行わず、背部叩打法で行うことを教えていただきました。
こうした研修で学んだことを使う必要がないように過ごすことが最も大切です。しかし、万が一の時には、今回の研修を生かして適切に対応し、子ども達の命をしっかり守ることができるようにしなければと、その責任の重大さを再確認しました。