【1年】国語科 ひらがな
2025年5月29日 15時22分本日は1年担任が不在のため、私も含め、教頭先生や教務の先生が補欠者として1年生の授業などを見ます。
1校時は国語科で、ひらがなの復習にプリントに取り組むというものでした。
イラストをヒントに、カタカナで書かれた言葉の中から指定された1文字をひらがなで書くという課題です。
たくさんのひらがなを習っていますので、いくつか忘れてしまっている子もいますし、カタカナの読み方につまづく子もいます。どの文字を平仮名にすればいいのかわからなかったり、書き順が分からなかったりする子もいます。
そういう場合は、隣の人に相談したり、隣の人のプリントを見せてもらったりしてみるよう話しました。
1年生は隣通しの机がくっついているので、こういう時に支え合って学ぶことがしやすい環境にあります。さっそく、隣の人に相談したり、相談を受けてアドバイスしたりする姿が見られました。
わからないことを恥ずかしがらず、きちんとお友達に相談できた子ども達、とってもえらいです。できるようになろうという「やる気」の表れですね。
相談された子は、相手に近づいて寄り添って一緒に考えてくれていて、とても微笑ましかったです。
それも、隣の人に聞こえればいいひそひそ声で、他のお友達の迷惑にならないようにも配慮しながら学び合うことができていました。
すごいなあと感心したのは、教室の壁面に掲示されている平仮名のお手本を指さして、
「あれだよ。」
と字形を教えてあげたり、書き順を忘れた子に対し、習字の先生のように、上から手を重ねて一緒に書いてみてあげたりする子もいました。1年生とは思えません。すごいです。
そして、教えてもらった子が次は教えてあげているなど、お互いに支え合っていて素敵でした。
このように1年生でも、実態に合った声掛けと環境づくりがあれば、自分達で学び合うことができることがよくわかる、素晴らしい取り組みでした。
こうした取り組みを重ねていくことで、本校のめざす児童像の一つ「かしこい子」、具体的には聴き合いつながり合い深め合う子どもになってくれることを願っています。
明日、担任の先生に伝えたいと思います。