「頑張れー！」

と、大声援が響き渡る校庭。上学年全員リレーの練習をしていました。

　リレーは本番前の練習の中でも、最も子ども達が盛り上がる種目です。

　今日も、それぞれのチームのお友達を、声がかれるほど大声を出して応援していました。

　リレーですので順位がつきます。どのチームも勝つことを目指して取り組んでいますが、そこだけに価値があるのではありません。自分の力を出し切ることや次の友達に上手にバトンが渡せること、先生の指示がなくとも自分達だけで移動ができること、友達を本気になって応援できること、失敗した友達にやさしく声をかけてあげること等々、種目練習の積み重ねを通して子ども達が成長する機会はたくさんあります。こうした機会を大切にしながら、本番までの練習に取り組んでいきます。

　リレー練習の傍ら、犬走りの所ではSSS(スクールサポートスタッフ)が、入場行進の際に使う各学年のプラカードの研磨をしてくれていました。

　かなり古くなってきているため、周辺がささくれ立ってきており、それがプラカードを持った子に刺さらないよう、滑らかに研磨してくれていたのでした。

　本校のSSSがすごいのは、こうした作業を依頼しなくとも、ご自身で見つけて自主的に動いてくださることです。本当にありがたい限りです。

【リレー練習の傍ら、SSSがプラカードのささくれだった所を研磨してくれています。】