【2年】算数科「分数」
2025年2月7日 13時00分2年生は今日の3校時、算数科で「分数」の学習をしました。
前時までに2分の1や3分の1がどんなものかを学習しました。
今日はその逆で、2分の1や3分の1からもとの大きさを考えるという内容でした。
担任の先生から配られた「3分の1」にされた帯状の紙を受け取り、「もとの大きさ」を考えていきました。
ヒントとして、3種類の「もとの大きさ」候補が配られ
「そのどれなのかを考えましょう。」
とのこと。
子ども達は、近くの友達とあれこれ試しながら、どれが正解かを探していきました。
これは課題として簡単のようで、配られた「もとの大きさ」は、すでに折り目がついているため、「3分の1」の紙を「もとの大きさ」の上に重ね、折り目と一致するかどうかで確かめていました。
これだけで終わってしまうと、「合同」の学習と変わりなくなってしまいます。
担任の先生も、当然その先をしっかり準備しています。
「じゃあ、折り目がなくても見つけられる?」
との先生からの質問が。
子ども達は、あれこれと知恵を出し合い、試行錯誤し、
「(『もとの大きさ』を三つ折りに)折って、(3分の1の紙と)はじっこがピッタリ合えばいい。」
とか
「(3分の1の)紙の長さを(「もとの大きさ」の紙の上に」)鉛筆でとっていって、ちょうど3つ分なら合ってる!」
という考えを出せていました。しっかり考えていますね。素晴らしい。
算数では概ね、具体→半具体→抽象化と学びが進んでいきます。
そんな中、こうした具体物操作を通して、「3分の1」とはどういうことか、「もとの大きさ」との関係はどうなっているか、体感的に学んでいったことは、分数の理解を深めるのに大きく役立ったと思います。
これからどんどん難しくなっていき、6年生になっても中学生になっても大事になる「分数」の基礎です。
しっかり身につけていきましょうね。
友達に寄り添い支え合って、互いの考えを聴き合って課題解決に向かう姿、とっても素敵でしたよ。