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   渡辺小学校は、令和5年度に創立150周年を迎えました。

 本校は101名の全校生がとても仲良しの学校です。恵まれた環境と、温かい雰囲気の中で、子どもたちは、自分の可能性を広げ、高めながら学習に運動に一生懸命に頑張っています。  

 また、地域の皆さんとの交流や様々な体験活動など、充実した教育活動を行っています。

 

 

こんなことがありました

【2年】算数科「分数」

2025年2月7日 13時00分
今日の出来事

 2年生は今日の3校時、算数科で「分数」の学習をしました。

 前時までに2分の1や3分の1がどんなものかを学習しました。

 今日はその逆で、2分の1や3分の1からもとの大きさを考えるという内容でした。

 担任の先生から配られた「3分の1」にされた帯状の紙を受け取り、「もとの大きさ」を考えていきました。

 ヒントとして、3種類の「もとの大きさ」候補が配られ

「そのどれなのかを考えましょう。」

とのこと。

 子ども達は、近くの友達とあれこれ試しながら、どれが正解かを探していきました。

 これは課題として簡単のようで、配られた「もとの大きさ」は、すでに折り目がついているため、「3分の1」の紙を「もとの大きさ」の上に重ね、折り目と一致するかどうかで確かめていました。

 これだけで終わってしまうと、「合同」の学習と変わりなくなってしまいます。

 担任の先生も、当然その先をしっかり準備しています。

 「じゃあ、折り目がなくても見つけられる?」

との先生からの質問が。

 子ども達は、あれこれと知恵を出し合い、試行錯誤し、

「(『もとの大きさ』を三つ折りに)折って、(3分の1の紙と)はじっこがピッタリ合えばいい。」

とか

「(3分の1の)紙の長さを(「もとの大きさ」の紙の上に」)鉛筆でとっていって、ちょうど3つ分なら合ってる!」

という考えを出せていました。しっかり考えていますね。素晴らしい。

 算数では概ね、具体→半具体→抽象化と学びが進んでいきます。

 そんな中、こうした具体物操作を通して、「3分の1」とはどういうことか、「もとの大きさ」との関係はどうなっているか、体感的に学んでいったことは、分数の理解を深めるのに大きく役立ったと思います。

 これからどんどん難しくなっていき、6年生になっても中学生になっても大事になる「分数」の基礎です。

 しっかり身につけていきましょうね。

 友達に寄り添い支え合って、互いの考えを聴き合って課題解決に向かう姿、とっても素敵でしたよ。