学校の様子から(今日の授業の一コマ)
2025年12月1日 12時41分今日は、算数の学習の様子を紹介します。
昨今、授業の中にタブレット端末を使った学習が入り、一人一人、主体的な学習を充実させているところですが、自分で書いて計算をしたり、三角定規などの道具を使って実際に作図をしたり、話し合って解決方法を考えたりと、アナログな学習も大切にしています。
4年1組の様子です。
三角定規を使って、平行な直線を引く学習をしていました。
実際に三角定規を使ってみることで、一つ一つの角度に意識を向けたり、角が重なる部分を意識したりと、いろいろなところに目を向けながら学ぶことができています。
今回、実際にやってみて、まっすぐな平行の線を引けたことで、喜びを感じていました。
続いて、1年1組の様子です。
自分でよく使うおりがみの数を求める問題に取り組んでいました。
折り紙は、普段から子どもたちがよく使っているものなので、具体的にイメージをしながら解決の仕方を考えることができます。
イメージをしながら答えを求めることができたことで、練習問題も自信をもって次々に解いていきます。
続いて、しおさい学級の様子です。
かけ算九九を唱えていました。声に出して何度もチャレンジしていました。
声に出し反復させることで、理解も深まります。
かけ算の計算の反復に取り組んでいました。
かけ算九九の暗唱で身に付けた力が活かされ、次々に解いていきます。
続いて、2年1組の様子です。
「はこの中のチョコレートの数をもとめよう」という問いをみんなで解決していました。
子どもたちはそれぞれ、生活経験の中で、「はこ」や「チョコレート」を目にしたり手にとったりしていることでしょう。
そういった経験を思い出し、算数の問題と関係づけることで、イメージしながら考えることができます。
続いて、6年1組の様子です。
「海洋ゴミの個数(量)の割合を示したグラフ」と「海洋ゴミの重さの割合が示されたグラフ」から分かることを考える学習をしていました。
地域には海があり、砂浜を歩きゴミを見つけた経験をしたことのある子どもたちも多いことでしょう。
そういった経験を今回の学習に結びつけて考えることは、問題の解決につながります。
さらに、話し合うことで、それぞれの見方や考えの違いを知り、改めて考え直すことで、深い理解につながります。
授業ごとに、ねらいや内容によって、タブレット端末を使わせたり、実際に算数的な活動としての作業をさせたり、話し合わせたり、何度も反復させたりと、より有効な活動を選択し設定しています。
中でも、自分の生活とつなげて考えることは有効な手段です。
より具体的にイメージをもちながら理解を深めていけるように支援していきます。