学校の様子から(今日の授業の一コマ)
2025年10月6日 14時27分学校で学ぶことのよさの一つに、集団での学び合いがあります。
集団で学ぶことで、仲間と共感したり、自分とは違う仲間の考えよさを知ったりしながら、学びを深めています。
今日は、そのような様子が感じられた場面を紹介します。
1年1組では、それぞれ自分で育てたアサガオが種を残して命を終えたことで、みんなで「ありがとう」と感謝の思いをもちながら、使った土を戻したり枯れた枝を集めたりしていました。
みんなで、「アサガオさん、ありがとう」と同じ思いをもって、みな、丁寧に取り組んでいました。
作業を進めながら、取りきれていなかったアサガオの種がこぼれ落ちているのを見て、「たくさん落ちているよ」と、友達と嬉しさを共有しながら、種を拾い集めていました。
この種は来年度入学してくる1年生にプレゼントするとのことです。
「(来年の1年生に)喜んでほしい」との思いを共有していることも、今日の姿に表れているように感じました。
最後まで、子どもたちは皆一生懸命に取り組んでいました。
みんなで同じ思いをもっていたからこその姿だったように感じました。
5年1組では、道徳で「権利と義務」について、みんなで考えていました。
物語に登場する人物それぞれの立場から気持ちや思いを想像し、自分の考えを近くの友達と伝え合います。
「一人一人の権利も大切」「でも、義務も守らないと…」と、いろいろな考えがあることを知ります。
友達の発言を聞き、「そういう考え方もあるのか」と自分の考えとの違いやそのよさを知ることで、それぞれ自分の考えを再構築していきます。
今回、子どもたちは自分の思いや考えを表出し合いながら、友達と共感したり、自分とは異なる友達の考えを知ったりし、多様な考えが交差する中でそれぞれ自分の考えを深めていました。