学校の様子から(朝の「表現タイム」)
2025年7月9日 11時31分今日は、以前掲載しました「表現タイム」の様子を紹介します。
今回は、「○○への手紙」をテーマとして、自分の思いを伝えたい相手に手紙を送ることを想定し、「手紙を書く」という表現の場を設けました。
学年を考慮しながら、手紙に書いてあると良い言葉や内容、書く順序など、手紙を書く際のポイントを示したシートを一人一人に用意しています。
子どもたちは、これを手本として、一人一人が思い思いに書いています。
一緒に生活している自分の家族、遠くに住んでいるおじいちゃんおばあちゃん、憧れの有名人など、手紙を送りたい相手を自分なりに決めて書いていました。
手紙は、相手に向けて自分の気持ちや考えを「丁寧に」「分かりやすく」伝えようとする意識が働くため、子どもたちは実際に書きながら、自分の体験や考えを振り返ったり、相手のことを考え言葉を選んだりします。
このようなことから、手紙を書くことは、書くという表現力の向上だけでなく、自己理解の深化や人との関係を大切にする力の向上も期待できます。
来週は、今回書いた手紙をもとに発表し合います。一人一人の「発表」という表現も大切に支援していきたいと思います。