「そよ風は アカシアの花を 緑にす (泰野竹阜)」

一般に俳句で詠まれる「アカシア」は「ニセアカシア」です。本物のアカシアは「モミザ」と詠まれています。
…本校にも「ニセアカシア」があります。特に校庭南側にある二本のニセアカシアは,夏に貴重な日陰を校庭に提供してくれていました…。
しかし,残念ながら…このニセアカシアの伐採が決定しました。
3年前,1本のニセアカシアが強風のために倒れ,鉄棒に直撃しました。上の写真にも,その傷跡が残っています。
拡大すると,ここです。

このたびの調査で,いよいよ残りの2本のニセアカシアも「危険(急を要するほどではないのですが…)」と判断され,伐採することとなりました。
6月13日の,長倉小HPで紹介した「山梨」のエピソード同様,この「ニセアカシア」にも皆様の思いがあるかとは思いますが,子どもたちの安全のための判断です。なにとぞご理解ください。
長文となってしまい申し訳ありません。
今日は,7月唯一の全校朝会でした。
校長からは次の3つについて話がありました。
1. 1年生が育てた朝顔が咲きました。
「一生懸命育てていれば,必ず花が咲き,実ります!」
2. はみがきをしっかりしましょう。
「一度むし歯になったら,歯医者さんに行かないと治りません。
予防としてしっかりはみがきをし,
むし歯のある人は,夏休み中に治療を!」
3. 長倉小学校から福島県NO.1の選手が誕生しました。
「6年生の,〇〇〇〇さんが,昨日行われた県大会。女子100m走で一位になりました!」

…みなさんもご存じでしょう…県NO.1選手というのは,運動会で場内をどよめかした,あの選手です。
その選手がこんな話をしてくれました…。
「全国大会でも力を出し切れるように,一生懸命,練習したいと思います。」
…すばらしいですね。「力を出し切る」ために「その準備・努力」を十分にしたい,ということです。
きっと,日々の練習で100%を出し切り,大会では120%を出してくれるのでは…と思います。
「朝顔や あしたはいくつ 開くやら (正岡子規)」
「朝顔や 毎朝数え 花の数 (瀧尻久美子)」

見事に咲きました。
「朝顔のお父さん・お母さん」として世話をしてきた1年生の喜ぶ顔が目に浮かびます。
育ててきたものの成長って本当に嬉しいものです…。
僕は,卒業式を思い出してしまいました…。
今日は,地区子ども会のあと,各班に分かれて集団下校でした。

本校職員が,引率をしながら通学路のブロック塀を確認しました。
本日紹介する,二つ目の朝板です。

この朝板を見た子どもたちは…

ということになります。子どもが自発的に行動します。
「ひまわりに水をあげましょう」とは違った結果ですよね。
昨日(4日)の給食にはスイカが出ました。

子どもに「季節感」を教えるには食事が最も適しているそうです。
「はしり」「さかり」「なごり」の言葉と共に,季節を感じさせることができるのも給食のすばらしいところです。
PS…それにしても,スイカの黒と緑のあのギザギザ模様には驚かされる。スイカが自分の意志であの模様を作っていく…。リンゴが赤くなることや,花が色とりどりに咲くことは,なんとなく理解できるが…スイカの模様については驚かされる。
朝,子どもたちが教室に入って最初に目にする黒板の文字…これを「朝板」と呼びます。通常は,前日の放課後,もしくは児童登校前の早朝に,担任が書きます…。
本日のある学級の朝板です。

「はなが さいたひと おめでとう」
「みんなも もうすぐだね」…
教室に入り,この板書を見た子どもたちが,自分のアサガオを急ぎ見に行く姿が,目に浮かびます。
ちなみに,アサガオはこんな様子でした…。

「みんなも もうすぐだね」の一言のあたたかさを感じます。
6の3教室の七夕飾りです。

きれいに飾られています。そして,この竹は…。
本校の用務員さんがとってきてくださいました。
授業の当日・早朝に,長さもぴったりの見事な竹を選んでくださいました。
普段から,本校敷地をくまなく整備してくださっているから,突然でも最適なものを選べたのです。
Team長倉,一丸となって子どもたちを支えています。
PS…
皆さんご存じかと思いますが,本校敷地はとっても広い!学校ですので,除草剤など使えません…。用務員さんはいつも汗だくで「草との戦い」です。本当に感謝です!
今朝(7月3日)の午前6:30の中央廊下の温度計です。

すでに,31度です。
というわけで,窓を全開にします。

結果は,こうなります。

なんとか,ここまで下がります…。この後,各教室の窓が開き,扇風機がフルに動くのですが…。
何を言いたいのかというと…,朝食をしっかり食べさせてください,ということです。
「しっかり」です。しっかり食べないと,確実に暑さに負けてしまいます。
本当にお願いします!
「脱出口は 天にのみあり 松の芯 (寺井谷子)」

学期末(松?)。子どもたちは,学習のまとめに頑張っています。
頑張っていれば,必ず上昇し,天に脱出口(この表現もしっくりきませんが…)を見出すことでしょう。
PS…それにしても,「くさかんむり」に「心」と書いて「芯(しん)」。良くできてる漢字だなあ…。