東京2025 デフリンピック サッカー競技観戦②
2025年11月14日 19時15分【Jヴィレッジスタジアム デフリンピックサッカー競技観戦】
パート①に引き続いて、11月14日(金)の午後に行われたデフリンピックサッカー競技観戦についてです。生徒に障がい者スポーツへの理解を深めさせ、共生社会への意識と国際的な視野を育むとともに、多様性を尊重する心を養うことを目的とし実施しました。
すばらしいピッチです。日本代表選手が合宿などで利用しているJヴィレッジのピッチです。観客席のすぐ脇には、大きな日本国旗にメッセージが書かれていました。
事前学習として11月7日(金)に実施した手話出前講座でお世話になった根本和徳様と通訳の江尻さつえ様から観客に手話での応援を教わりました。
選手が入場し、開会式が始まります。秋も終わりに近づいているのに夏かと思えるような熱い陽ざしで絶好の観戦日和となりました!がんばれニッポン!メダルとれるぞ!だいじょうぶ!いけ~!(言葉に出しながら手話で応援しました!)
国歌斉唱
あちち~あち~、もえてるんです!選手たちの熱いプレーに、生徒たちからも大きな歓声と驚きの声、声援が飛び交います。
前半、相手ゴールの真横の観客席の三和中生の目の前で待望の先制点がヘディングで決まり、大盛り上がりです。耳が不自由な人とは思えないプレーを目の当たりにして生徒たちも興奮気味です。
前半3点、後半5点と終わってみれば日本の大量得点の8-0で快勝!選手たちが観客席に近づいてきてくれました。
選手たちが最前列まで来てくれて、歓喜のタッチをすることができました。「もう、手を洗わない!」って興奮気味に笑顔で話してくる生徒たち!最後にスタンドと入り口で記念撮影をしてJヴィレッジを後にしました。
スタジアムで本物のサッカー競技を見ることが初めての生徒が大部分とのことです。校長先生がよくおっしゃられている「本物を知る」ことから学べること。このデフリンピック観戦を通して、冒頭の目的、障がい者スポーツの枠を超え、純粋にスポーツ競技のすばらしさ・たのしさについても体感することができました。