１０月２５日（土）、道の駅いわきら・ら・ミュウにおいて、県教委（いわき教育事務所）主催による「ふくしまの未来をひらく読書の力プロジェクト」読書活動支援者育成事業いわき地区研修会が行われ、その中で本校の３年生２名、２年生２名、本校の卒業生である高校２年生が講師となり、語り部活動に関する講演をしました。

　総合的な学習を通して学んだこと、震災に関する動画制作を行ったこと、家族からの話を聞いて感じた自分の考えなどを堂々と伝えました。最後は、今年度の英語弁論大会で県大会に出場した生徒が、震災の現実を語り継いでいくことの必要性を英語で訴えました。

　５名とも、東日本大震災が起こった当時は生まれて間もないか生まれていない世代です。しかし、そんな自分たちでもできることがあるという強い意志を感じる発表でした。これからも、震災の記憶や教訓を様々な形で「伝える」活動をつづけ、地域の記憶を未来へつなぐ役割を担ってほしいと思います。生徒のみなさん、お疲れさまでした。そして、当日会場にお越しくださいました皆様、ありがとうございました。