福島県中学校教育研究協議会で国語の授業を公開しました
2025年10月3日 19時02分本日、福島県中学校教育研究協議会の国語部会が本校で行われ、2年生と3年生の国語の授業を公開しました。
3年3組 教材名「故郷」
小説の文章の中から自ら「問い」を立て、文章を対象化して吟味したり検討したりしながら読み深めてきました。今日は、グループごとに「問い」に対してどのような答えを導き出したのかを発表し、クラス全体で共有しながら読みを深めました。それぞれが多様な視点で読み深めてきたことが感じられ、興味深い答えがたくさん出されました。
2年3組 教材名「ヒューマノイド」
小説の「最後の一文」に込められた意味を考える授業です。小集団での意見交流による協働的な学びにより考えを深めました。参観する先生方が多いためか、いつもの2年3組と比べると緊張の様子が見られましたが、小集団内で自分の考えをしっかりと伝える姿、発表内容に対して根拠を求める姿、独創的な考えを発表する姿など、子どもたちのよさが随所に見られました。
2年生も3年生も、「学級の雰囲気のよさ」が学びの成立に大きくつながっていると感じました。今年度、本校は生徒指導の4つの視点(①自己存在感の感受 ②共感的な人間関係の育成 ③自己決定の場の提供 ④安全・安心な風土の醸成)を生かした学習指導の充実をサブテーマに掲げています。今後も学習活動を通して、子どもたちの自己効力感を高められるよう努力してまいります。