2年生 ファイナンスパークで経済教育プログラムを体験!
2025年10月2日 19時38分本市の中学校2年生は、エリムという施設の3階にあるファイナンスパークで経済教育プログラムを体験することになっています。
まずは無作為に個人情報が割り当てられ、これにより年収、年齢、家族構成など、架空の条件が決定します。年収は200万円ほどの人から800万円オーバーの人まで様々です。
午前中は、1ヶ月の生活設計をするために必要な情報を各ブースをまわって集めていきます。情報は、全員共通の紙媒体のもの、個人の条件にあわせてパソコンで取得するものがあります。金融機関では住宅や自動車など高額なものをローンで支払うための認証番号も取得します。また、合間には株式の相場を確認することも・・・。
午後は、このプログラムのメインの活動「生活費設計」です。活動内容は、収入に応じて生活に必要な17項目の支出額をすべて決めていくというもの。しかもそれぞれの項目の最低額と最高額が年収により決められています。まずは、家族構成や収入額から住居を決めて、その後残りの項目の計算に入りました。すべて自分で考え、自分で意思決定することがこのプログラムの鉄則です。資料と電卓を駆使して・・・みんな真剣に頭を悩ませながら取り組んでいます!
最後の活動は、生活費設計書に基づきそれぞれのブースのパソコンにアクセスして精算(支払い)し、17項目の精算が終了したらCheck Cornerで最終評価を受けます。収入が多いので月末にある程度のお金を残す設計をした人、収入が少ないので何とかやりくりして支出をおさえた人など、人それぞれです。
いよいよ、Check Cornerでの最終評価です。しかし、何と、最終チェックの際にアンラッキーカードにより「臨時出費」があるというサプライズ! ドキドキしながら最終チェックを受けました。
トップ合格!
悪夢のアンラッキーカード出現!
おまけフォト!
最後の全体会では、施設の職員の先生が何名かの生徒の感想文を読み上げてくださいました。この体験を通して「感じてほしい何か」を記してくれた生徒がたくさんいました。2年生のみなさんにとって、貴重な体験になったことと思います。
今回のプログラム実施にあたり、たくさんの保護者の皆様にボランティアスタッフとして協力していただきました。心より御礼申し上げます。