こどもの日に「中学生語り部講座」in いわき震災伝承みらい館
2025年5月5日 17時10分大型連休も残すところわずかとなった5月5日(月)、今年度2回目(通算5回目)となる 「中学生語り部講座」をいわき震災伝承みらい館で実施しました。
生徒たちが「当時を知らない自分たちが語り継ぐ東日本大震災」をテーマに実施している語り部活動。「こどもの日に実施したい!」という強い希望でこの日の活動が決まりました。本番前の緊張の中、原稿の見直しやカメラのチェックを行います。
そしていよいよ本番。この日登壇したのは、今回が初めてとなる2人を含む4名の生徒たちです。それぞれが「映像制作を通して学んだこと・伝えたいこと」「震災の3日後に生まれて」「家族が教えてくれたこと」「『伝える』『語り継ぐ』~15歳の私にできること」をテーマに、写真や映像、そして実物などを使って想いを伝えました。
祝日ということもあり、たくさんの方々が生徒たちの想いに耳を傾けてくださいました。
発表を終えてホッとする4人。しかし生徒たちの活動はまだまだ続きます。その視線は校内はもちろん、校外、県内外、さらに世界へと向けられています。これからも「15歳の語り部たち」の活動にご注目ください。
これまで活動を支援してくださった語り部のみなさんや「ある光」の著者である阪本繁紀さん、そして、活動へのご理解とご協力はもちろん貴重な写真などを提供してくださった保護者のみなさん、本当にありがとうございました。