日誌

2学期がスタートしました!

子どもたちの元気な声が、学校のあちこちから聞こえてきます。本日から2学期がスタートしました。

子ども達が、夏休みに大きな事故やケガなく過ごせましたのも、保護者の皆様のおかげです。夏季休業中のご指導に感謝申し上げます。

本日の第2学期始業式は、暑さが厳しかったためリモートで行いました。

校長の話で下記のような話をしました。

 

・・・一部抜粋・・・

さて、この夏休みにフランスで行われたオリンピックをテレビで見た人も多かったと思います。日本の選手が、金銀銅のメダルをたくさんとってとても盛り上がりましたね。
 皆さんが印象に残ったのは、何の種目のどの選手だったでしょうか? 
私は、柔道の阿部詩・一二三兄妹がとても印象に残りました。妹の詩選手は、東京オリンピックで兄の一二三選手と兄妹で金メダル獲得という偉業を達成し、今回も兄妹でのオリンピック制覇を目指していました。しかし、残念ながら詩選手は2回戦で負けてしまい、大粒の涙を流しながら大声で泣いていました。その姿を見ていた人は、いろんなことを言いました。「人前でいい大人が子どものように泣くもんじゃない。」「3年間何をしていたのですか。」そんな心ないことを言う人もいました。でも私は、大切なことは結果ではないと、いつも思います。詩選手がこれまでどのくらい努力してきたかは、本人にしか分からないことです。勝負にはいつも時の運があります。努力がいつも報われるとは限りません。でも、詩選手がこれまで努力してきたことは、彼女の心と体を大きく成長させ、これからの人生に大きくプラスになるのは間違いありません。今はつらい気持ちしかないでしょうし、彼女がこれからどういった道を進むかは分かりませんが、彼女は力強く自分の人生を歩んでいくと思います。上手くいったことや成功したことよりも、負けたことや失敗することから多くのことを学ぶのだと、皆さんにも覚えておいてほしいです。

・・・略・・・

2学期の久一小の合言葉をお話しします。私が夏休みに教えていただいたことを皆さんにも伝えたいと思いました。その合言葉は「 や あ な あ 」です。
 一つ目は「やってみよう」です。夢や希望に向けて、自分から取り組んでみましょう。
 二つ目は「ありがとう」です。人を喜ばせる、親切にする、感謝することを意識してみましょう。
 三つ目は「なんとかなる」です。物事を前向きにとらえましょう。
 四つ目は「ありのままに(あなたらしく)」です。いつも自分らしさを忘れないようにしましょう。

 

2学期も皆様方の変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。