こんなことがありました(あります)。

「生き抜く力」を育む避難訓練

 本日5月1日(月)午前10:26に緊急地震速報を流し「物が落ちてこない・倒れてこない・移動してこない場所に身を寄せなさい。」と,一斉放送をかけました。さらに,その2分後「2階連絡通路が倒壊の恐れあり。直ちに校庭に避難しなさい。」と二次避難の指示を出しました。

 あえて,生徒がまとまった活動をしていない休憩時間に,しかも,予告していた時間帯と違う時刻に避難訓練を実施しました。先生方の避難誘導なしに,危険を回避し,いかに迅速に行動できるかを見ることが今回の訓練の目的でした。
  
 通常の避難経路は,バリゲードで塞いで通れなくしたため,生徒は新たな経路を探して校舎の外に出て,人員点呼により全員が無事に避難を完了したことを確認しました。

 その後,体育館に場所を移動し,今回の避難訓練の振り返りをしました。一次避難・二次避難は適切だったか,ワークシートへの記入をもとにグループ協議も行いました。

 久之浜中学校では,ただ避難して終わりでなく,災害に備える心構えと実践力を養う避難訓練のモデルケースとして新たな取り組みに挑戦しています。