こんなことがありました(あります)。

余韻を残す「道徳の時間」

本日11月22日(水)1校時に2年道徳の研究授業を行いました。
ねらいとする道徳的価値は,「自己が属する様々な集団の意義について理解を深め,
役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める。」でした。
先月は文化祭,ついこの間は学年の枠を超えた縦割りの球技大会で成功体験を重ねた2年生。
達成感や充足感を味わえた理由を授業のはじめに振り返りました。
そして,懸案となっている進級後の修学旅行の班編成。
配付資料をもとに班編成の仕方について自分の考えをまとめていきます。

「自由な編成」「くじ引き」「出席番号順」などの意見を学級担任が引き出します。
そして,それぞれのメリット・デメリットを様々な角度から協議していきます。
「気の合う仲間で班を組みたいけど…」「仲間に混ざれない人が出たらどうするの?」
「みんなが楽しい思い出を作れる修学旅行にしたいんだけど…」
大人も中学生の頃に葛藤したテーマを深く掘り下げていきます。

授業の終末に「修学旅行~班にまつわる思い出~」という資料を学級担任が朗読して,
余韻を残しつつオープン・エンドの結びとしました。
さあ,2年生は修学旅行を成功させるために,どんな班編成をするのでしょうか。ドキドキです。