こんなことがありました(あります)。

第2学期始業式での校長式辞


  いよいよ,第2学期が始まります。心と体の準備は整っているでしょうか。まだ,夏休みモードから抜けきれていない人もいるようですが,何よりも元気に登校した皆さんの姿を見ることができて,大変うれしく思います。夏休み中,大きな事故もなく過ごすことができたのは,何よりも素晴らしいことです。
 
さて,1学期の終業式の校長式辞で話した内容を覚えているでしょうか。「夏に挑戦した人は,将来の夢を語る資格が与えられる。夏に逃げ出した人は,言い訳を語る資格が与えられる。」という話をしました。特に3年生には,その覚悟を持って夏休みを送ってほしいと伝えました。さらに,夏休みは,家族と過ごす時間が増える時期なので,勉強に加えて家族のためになることを率先して行ってみようとアドバイスしました。
 
振り返ると,夏休み中,それぞれの立場で挑戦している皆さんの姿を見ることができました。部活動の大会やコンクールで持てる力を出し切ろうと頑張っている姿を見ました。来るべき大会に備えて暑い中,走り込みを続けている姿も見ました。大勢の人の前で堂々と演奏を披露する姿も見ました。学力を高めようと自主学習に励んだ成果を先生に報告している姿も見ました。夏に挑戦している皆さんの姿は,やっぱり眩しかったです。そのような皆さんだから,きっと家族のためになることも行えたのではないかと思います。
 
2学期は,授業日数が82日あり年間を通じて一番長い学期になります。そして,10月末には海蜂祭が開催されます。今年は,学校創立70周年記念行事も併せて開催する予定なので,例年の海蜂祭より盛りだくさんの内容になるはずです。総合的な学習の時間や各教科で学んだことを計画的にまとめ,分かりやすく表現する力などが試されることになります。また,そうした多忙を極める中で,学習や部活動・諸活動の成果も求められます。

全校生が一丸となって大きなことを成し遂げる喜びを実感できる2学期となることを期待して式辞とします。