日誌

経済教育体験活動

 いわき市体験型経済教育施設は、カタールフレンド基金の資金援助を受けるとともに、アラビア語で「教育」を意味する「Elem(エリム)」という愛称を贈られました。
 カタールフレンド基金は、2012年1月に設立された東日本大震災の被災地復興を支援するカタール国の基金であり、「子どもたちの教育」、「健康」、「水産業」の3分野を支援するプロジェクトを対象に、総額で1億ドルの活動資金の助成が行われるものです。本基金には、東日本大震災の復興に向けた歩みを、被災地と共に手を携えながら進めてゆく友でありたい、というカタール国の願いと意思が込められています。(いわき市教育委員会ホームページより引用)
 

 生徒たちは、学校での事前学習で「収入と支出のバランス」や「家庭におけるお金の使いみち」、「賢い生活費の立て方」などを学習してきました。エリムでは、事前学習で学んだことを生かし、年齢や家族構成、年収などが割り振られた個人情報カードをもとに、各ブースから生活に必要な資料や情報を集め、自らの意志で実際に生活設計を行い、「選択と意思決定」の大切さなどを体験的に学んでいます。
 エリム職員の皆さんのご指導と10名の保護者の皆さん、ブースの協賛企業からいわき信用組合の方にボランティアでご協力いただいています。大変お世話になりましてありがとうございます。