日誌

今日の献立

 今日は季節の行事食献立【端午の節句】です。

端午の節句とは?

 端午(たんご)の節句は、奈良時代から続く古い行事です。端午というのは、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で、5月に限ったものではありませんでした。しかし、午(ご)と五(ご)の音が同じなので、毎月5日を指すようになり、やがて5月5日のことになったとも伝えられます。
 
 端午の節句に「鯉の吹流し」を立て、「武者人形(五月人形)」を 飾って男の子の前途を祝うようになったのは、徳川時代からです。
 
 端午の節句は、五と五を重ねる事から「重五」、菖蒲を用いる事から 「菖蒲の節句」などと呼ばれています。「五」と「午」が相通ずることか ら、初節句を「端午」「端五」(端ははじめの意)と書きました。
 
 柏餅を包む柏は昔から神聖な木とされていたことや、新芽が出ないと古い葉が落ちないため「子供が生まれるまでは親は死なない」、すなわち「跡継ぎが途絶えない」「子孫繁栄」に結びつき、端午の節句の縁起のいい食べ物となりました。ちなみに、柏の葉を外表に巻いているものと、中表(裏を外向け)に巻いているものがあります。これは小豆あんのときは外表に、味噌あんなら中表に巻くなど、中身の違いを表しているそうです。

 
 ごはん・カツオの揚げ浸し・若竹味噌汁・柏餅・牛乳です。熱量は735kcalです。今日も美味しくいただきました。
 いつもメニューを工夫し、子どもたちの栄養を考えながら、美味しい給食を作っていただいている平北部学校給食共同調理場の皆様ありがとうございます。