こんなことがありました

重要 <全国学校給食週間>給食から世界の食糧について考える ~放映日が1月28日(月)に変更になりました→再々変更1月25日(金)〔本日〕放送になりました~

 1月24日(木)~1月30日(水)は、全国学校給食週間です。

 今日は、「世界の食糧について考える献立」でした。

 牛肉1kgを得るには、10kgの穀物が必要だといわれています。生きていくために必要な栄養を十分にとることができない子どもがいることは、テレビなどで放映されているとおりですが、このまま世界中でお肉中心の食事が進んでいくと、世界的な食糧不足につながっていくのではないかと危惧されています。

 この日の献立は、牛乳を除き、植物性タンパク質の材料を使って作ったものばかりでした。

味噌かけうどん・・・うどんの材料は小麦です。かけ汁には、ひき肉の代わりに大豆を砕いてひき肉風に味付けをしたものが入っていました。

くるまふのフライ・・・くるまふの材料も小麦。青のりをまぶして香ばしくからっと揚げました。

 そして、給食の時間には、勿来学校給食共同調理場から新妻先生と水口先生(川部小・中出身)がおいでになって、世界の食糧事情についてお話をしてくださいました。

 先生からは、「食品ロス」をはじめ世界全体から見た食糧についての問題、このまま世界各国で肉食が進んでいったときにどうなるか、お肉などの動物性タンパク質の食材を使わなくてもおいしく食べる工夫など、この日のメニューに関するお話をしていただきました。くるまふのフライは、2700個、調理員の皆さんがすべて手作りであげているという話もうかがい、子どもたちはビックリしていました。

 この日は、4年教室に福島中央テレビが取材で入っていましたが、お肉が入っていなくてもとってもおいしい、残さず食べるようにしたい、外食するときは自分が食べられる量を注文したいなど、給食を食べることと先生のお話を聞くことで、食糧についての真剣に考えるようになりました。(放送日が1月28日(月)に変更になりました。→再々変更1月25日(金)【本日】18:20~福島中央テレビ「ゴジてChu!」です。)

 また、5年生・6年生も、社会科などで学習したことと結びつけて、「食品ロス」について深く考える感想を話していました。

※1「食品ロス」とは、本来まだ食べられるものを、賞味期限や形崩れなどを理由に廃棄してしまうことを意味します。飲食店や一般家庭での食べ残しで廃棄されるものも含みます。

※2 日本の「食品ロス」は、平成27年度には約646万トンであったと推計されています。国連では「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)のターゲットの1つとして、2030年までに世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させることが採択されました。

 

おまけ

 水口先生は、川部小・中出身で、ソフトボールをやっていたそうです。先輩の話を聞けてちょっとうれしかった4年生です。