こんなことがありました

お知らせ 幻の初代校舎・謎の2代目校舎 ~創立146周年特集②~

 明治6年に浄円寺の寺子屋で始まった温故小学校(川部小学校の前身)ですが、明治20年(1887年)に現在の川部小学校がある敷地に校舎を建てました。しかし、この初代校舎がどのようなものだったのか、残念ながら学校に資料が残っていません。

 明治31年に2代目校舎に改築されます。このとき、初代校舎は川部第二尋常小学校(沼部)に移築されたという記録が残っています。(明治31年改築の校舎は、昭和58年に現在の校舎ができるまで、一部が残っており、理科室として使っていました。)

 この2代目校舎をもとに、明治の終わりから大正初期にかけて、増築・改築を続けていくわけです。

 大正初期の校舎のことは、創立100周年記念誌「かわべ」に載っています。

 ①正門(門柱はカヤの木)  ②古校舎  ③西校舎  ④便所  ⑤本校舎

 正門は、節くれだったカヤの木を削って、焼いて防腐処理をしたものだったと記録されています。校地内には池があり、校地脇には堀があってそこで足を洗って学校に入ったという記録もあります。

 いったい、上の写真はどこから校舎のどの部分を撮影したものなのでしょう?

 すみません、ご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。