こんなことがありました

お知らせ 解明! 旧校門の設置年!!! ~創立146周年記念企画①~

 7月3日(水)は川部小学校の創立記念日です。146周年になりました。昼の校内放送で、子どもたちには、校舎の変遷と、今年度、校長住宅門から移設した校門門柱について話をしました。

 この門柱、1本の裏側に「12月1日」と刻印されていますが、何年に建てられたものか分かりませんでした。

 もう1本の裏には寄附者として、建立時の川部村長・助役・校長、村議会議員などのお名前が刻まれていました。そこでこの村長と校長の在任期間を調べてみました。

村長  蛭田音次 さん 任期 大正4年1月13日~大正8年1月12日

校長  佐川久吉 さん 任期 大正7年6月15日~大正11年6月14日

 2人の任期が重なっているのは、大正7年6月15日~大正8年1月12日です。となると、12月1日は大正7年(1918年)しかありません。

 というわけで旧校門門柱は、今年101年目を迎えるということになります。

 創立100周年記念誌「かわべ」によると、大正の初めの頃は「カヤの木」の表面を焼いて作った門柱だったそうです。

 当時、大正6年から3年間にわたり、校地を拡張し校舎の新築・増築を行いました。これに合わせて寄付を募り、この門柱を立てたのではないかと思われます。この花崗岩の門柱は、川部のみなさんの学校へ寄せる思いがこもった大切なモニュメントであることが分かりました。