こんなことがありました

第1回学校保健委員会(救急救命法講習会)

   今年も夏休みにプール開放を予定しています。そこで、保護者対象の「急救救命法講習会」を行いました。子どもの命を守る講習です。講師は勿来消防署から来ていただきました。
 今回は、保護者約10人の参加がありました。まず初めに、エピペンの取り扱い方を確認しました。エピペンを注射できるのは、本人、保護者、教職員ということで、エピペンダミーを使って、「太ももの前外側の筋肉に注射」を体感しました。
 続いて、急救救命法に入りました。
 「大丈夫ですか?」 反応無し 「誰か来てください!」 「あなたは、119番に通報してください。」「あなたは、AEDを持ってきてください。」と指示して、心臓マッサージ30回、人工呼吸2回…。と本番さながら、3グループに分かれて実演しました。
 本校は地理的に、救急隊が到着するのは、119番通報後早くても10分、時間帯によってはそれ以上だそうです。心臓が止まってしまうような重大な事故は、いつ、どこで、何が原因で起こるか分かりません。心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下しますが、心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)などの応急手当を行えば、救命の可能性はおよそ2倍になることが分かっています。
 本校のAEDは、プール開放時には、プールサイドに持っていきますが、普段は中央玄関内に置いてあります。スイッチを押すと、機械が全て指示してくれます。記録も取ります。
 水泳時だけでなく、意識障害や呼吸停止になった事態には、まず、AEDを積極的に使いましょう!