よりよい授業を探究!校内研修会その6
11月14日(月)、新しい一週間が始まりました。今週末にはいよいよ持久走記録会が開催されます。一日一日の積み重ねを大事にして自信を高めて参りましょう!
さて、授業も大事ということで11月7日(月)のことになります。繰り返しになりますが今年度本校では、アクティブ・ラーニングを探究する中で説明的文章の理解をテーマに授業研究に取り組んでいます。今回は、国語科の校内授業研究会を3年1組にて行いました。教科書の「すがたをかえる大豆」から、「例をあげる順序」について大事なことは何かを考えました。
初めに「に豆」「きなこ」「豆腐」「納豆」などいろいろな大豆の姿(食べ方)の図の並べ替えを行い、説明文のあらすじを確認しました。そして全員が起立して音読へ。前の時間、どういった文を強くはっきり読むことが大切なのかを学習したとのことで、その効果が表れた音読でした。授業の入りとして教室が一つなっていく様子、とても印象的でした。
続いて、筆者である国分さんは「どういう考えで、大豆の姿を紹介する順序を決めたのだろう?」という問いが先生から出され、まずは個人の力で意見をまとめていきました。その上で6つのグループで意見交換。その結果をホワイトボードにまとめて黒板へ掲示していきました。
6グループの答えの内容は様々。それでここからが先生の腕の見せ所!端的には「読者にとって分かりやすい順番」と言えるのでしょうが、各グループの答えやそう答えた理由などを発表させてコーディネートしていき、「大豆の姿が変わる時間が」「(料理の)作り方が」「手を加える量が」という主語に着目させて、子どもたちの思考力をどんどん鍛えていきました。身を乗り出して先生の話を聞く子どもたち、集中していますね!
加えて、「次に」「また」「これらの他に」などの順序を表す言葉を確認。これについては、子どもたちはサッとタブレットを出して復習を行っていきました。まるで文房具!
授業のまとめは、空いている箇所に適切な語句を入れるという形式で。個人からスタートした学習が、グループあるいは全体での意見交流したことによって、子どもたちは自信を持って、あっさりと目標をクリアしていました。お見事!
恒例の授業後の検討会。若手教員、大変勉強になったご様子!身を乗り出して熱く語っておりました。授業者の先生、過去の実践で課題だと感じていたことを解決すべく本日チャレンジしたとのこと。また、子どもたちの将来のためにもICT活用もテーマにしたとのこと。その研修意欲に敬意を表します。
また、3年1組の子どもたち、自分ができること、分かったことを独り占めせず、周りに伝えてお互い高め合って行こうとする素晴らしい姿勢を見せていました。例えばこのシーン、タブレットの操作とともに解答に不安を抱えていたところ、友達がさっと駆け寄ってきて一言二言。そうすると不安解消したのか、ご覧のように満面の笑みを見せていました!このような風景が教室のあちこちで。
子どもたちをそうしたLifeスタイルにお導きいただいていることにも重ねて御礼申し上げます!
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