こんなことがありました

1年生、清掃活動始まる!

5月23日(月)、厚い雲に覆われて新たな一週間がスタートしました。天気に負けず、心は前向きに、元気に過ごしていきましょう!

さて、5校時日課となった1年生のこと。続いては、初めての清掃活動です。

本校の清掃の時間は、①はじめの整列、②班長を中心にめあてと活動内容の確認実施、③清掃活動、④おわりの整列、⑤班長を中心に清掃箇所の確認と活動の反省、⑥おわりの礼という流れで進めています。

ここでも、助っ人として6年生が馳せ参じました!

まずは、はじめの整列。
静かにきちんと整列しているかな?と、1年生を監視?ではなく、心配の様子の6年生の立ち姿が印象的です。

清掃が始まって各活動場所へと移動。1年生は6年生を頼りにしきって、「教えて!教えて!」とやる気満々の様子。そんな姿を見てか、6年生も「僕についておいで!」と胸を張って先導しています。

掃き掃除は6年生が担当。1年生は、雑巾がけを行います。水が入ったバケツに雑巾を入れて絞るところからスタート!雑巾の絞り方もいろいろあるようですね。お互いの様子を見合いながら研究していました。

ここからは、廊下の雑巾がけの様子。
雑巾をヨコに動かし「コ」の字を描くように拭きます。そして少しずつ後ろに下がっていって廊下全体を拭き上げていきます。

6年生の雑巾の拭き方を見よう見まねで始めた1年生4人。しかし、どうしても雑巾がタテ(前後)に動いてしまい、なかなかうまくいきません。どうしたら「コ」の字掛けができるようになるのかな?6年生児童は考えました。

廊下の雑巾掛けを一時中断し、まずは雑巾の「コ」の字掛けをマスターさせようと、4人を前に雑巾の動かし方を丁寧にコーチングを始めました。

 そして2人ずつ予行練習。待機している1年生はその様子を見学。その表情の真剣さ!

そして、どうでしょう?1年生4人の雑巾「コ」の字掛けのカタチの美しさ!6年生児童のコーチングは見事成功しました。

この6年生児童のコーチングのポイントは「膝で立つ」を指示したことでした。1年生4人が腰を下ろした状態や片膝で雑巾掛けをしている姿に違和感があったようで、両手両膝を床に付けて四つん這いのカタチをつくったら上手くいくのではないか?と考えたようなのです。

1年生児童の動きをじっと観察し、分析し、何が原因で、どうしたら解決できるか、自分の頭で考え、解決策を見出し、実行していった6年生児童。素晴らしいチャレンジでした!

こうして廊下の拭き掃除がうまくいったかというと、次の課題が現れました。それは「拭きながら後ろに下がる」ということです。どうしても「コ」の字掛けに夢中になってしまい、後ろへの移動ではなく、自然と隣の人の方へと寄っていってしまい、何だか窮屈な状況へ。

6年生児童、次は「拭きながら後ろに下がる」方法のコーチングへ!

というところで本日の清掃の時間は終了となりました。

終わりの整列時の6年生児童、頭の中でいろいろなことがぐるぐるぐるぐる回っている様子。そして「教えるって難しいです。」という話を聞かせてくれました。1年生4人は、必ず上手に廊下を雑巾がけできるようになる!と確信しました。

1年生の清掃担当箇所は、これまで、やはり6年生が担当していました。ゴミが一つも落ちていない美しい教室・トイレにしようと、膝までついて丁寧に活動してくれました。ありがとうございました!