修学旅行 6年生の思い出
「校長先生失礼します。6年生の修学旅行の実行委員長のタイチです。校長先生にお願いがあって来ました。行きのバスの中でビンゴ大会をやるんですけど、『校長賞』を出してくださいということで」「ください!とは、もう『校長賞』があることは決まっているということ?」「あ、そういうことになります、エヘッ」「その笑顔にはいつもやられるなぁ。ということは、もう『校長賞』の内容も決めてるんじゃないか?」「あ、まー、そうなんですけど。あの、どこかで何かをオゴるみたいな...」「オゴる?そうきたか!単独で校長室に乗り込んできたタイチくんの勇気と交渉力に応えることにしましょ!で、何人に?」「あ、1人、あ、いや何人分でもいいんですけど」「はっきり主張せよ!」「あの、3人分で」「了解!じゃあ、東照宮で1人、江戸村で2人ということで」「あ、ありがとうございます。よろしくお願いします!」
という出来事からスタートした6年生の修学旅行。この時点で、6年生は修学旅行を自分ごとの行事としてしっかり受け止めていると感じました。
そして迎えた9月22日(金)、目的地の日光東照宮と日光江戸村へ、いざ出発!
日光に向かうバス車内では、早速のビンゴ大会。景品には、校長以外にも引率した先生による「〇〇先生賞」も多数準備されていて、4人に1人は「〇〇先生賞」が獲得できるという豪華さ。「はー?タイチのやろーやったない!」そしてタイチくんのしなやかな進行により、ビンゴ大会は大盛り上がり!また、日光江戸村のお化け屋敷「地獄寺」に入るペア決め抽選会も行いました。
まずは日光東照宮。修学旅行ラッシュで大変な混雑でした。肖像権等の都合で多くの写真をご紹介できませんが、時間いっぱい、元気いっぱい、学習もして参りました。
続いての訪問先は、日光江戸村。駐車場には大型バス28台が並ぶ状況。制限がありますので写真少な目で申し訳ございません。
昼食は、江戸カレー!ごちそうさまでした。
お化け屋敷「地獄寺」。バス車内の抽選で決まったペアでいざ!中からはキャー!とかヤベェー!とかの叫び声が。でも出てきたときはみんななぜか笑顔になっていたのでした!
日光江戸村でのこのこの写真は肖像権は関係ないのでございます。なぜなら...。
水戸のご老公は、越後屋を成敗して参りました。
そして、「校長賞」をゲットした、3人には、東照宮の御朱印、江戸のソフトクリーム、江戸のキーホルダーをプレゼントさせていただきました。
タイチ君をリーダーとする実行委員会の準備、お見事!帰りのバスで「先生方ありがとうございました」ということで「何でもお手伝い券」をいただきました。こちらこそありがとう。このチケット、後日、本当に有効に使わせていただきます!
<修学旅行の思い出を五・七・五で>
東照宮 何度見ても美しい
東照宮 鳴き竜の声 響きけり
眠り猫 頭の上で こんにちは
杉の木よ 私の願い かなえてよ
地獄寺 みんなでさけんで こわくない
江戸村で 使いすぎた 五千円
笑い顔 令和も江戸も 同じ顔
もう一度 みんなといきたい 10年後
帰り道 優しい笑顔 ありがとう
わかんない 校長先生なのか 水戸黄門
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