こんなことがありました

おめでとう!作文コンクール最優秀賞を見事受賞!

6年生児童が、福島県農業協同組合青年連盟主催の食育活動作文コンクールで「最優秀賞」を受賞し、5月18日(水)に賞状伝達式を行い、給食の時間に、その様子を全学級にTeamsで配信しました。

本校は、常磐公民館とのパートナーシップ推進事業の一環で、毎年5年生が校内の田んぼで、農家の方のお話をいただきながら米作りをしています。昨年の田植えの様子は、こちらをご覧ください。

受賞した児童は、この学習体験を作文に表現しました。

作文の題は「お米との生活と今後」。「ぼくは、この153日間でたくさん学んだことがあります。」から始まる作文で、彼は3つの学びを獲得してきました。

1つ目は、「ぼく達は、当たり前にお米を食べていますが、この経験で農家の人達がどれだけあせみずながして、どれだけ苦労してぼく達に食べさせてくれていたかがわかりました。農家の人達はすごいです。」という学び。

2つ目は、「何年も何年も前からお米があって、農家さん達がそのお米と命を、ずっとつないで、今でもみんなお米を食べています。それは、農家さん達がくじけず、お米を今につないできていたからです。そのありがたみをものすごく感じました。」という学び。

3つ目は、「お米を作るのに必要な時間。田植えから153日間。この153日間には、田植え、水の管理、中ぼし、いねかり、代かきや草とり、石とり、肥やしをいれるなどのこうていも入れれば、あっという間に153日間は過ぎます。本当に農家さん達はがんばっているんだなと思います。」という学び。

そして最後は、「このけいけんで、お米の大切さ、農家さん達の思いが伝わりました。ぼくは、これからお米を一つぶ一つぶ大切に味わって、残さずに食べたり、大変な思いをのりこえて農業を続けている農家さんの強い心をこれからの自分の生活に役立てたりして、学校生活を過ごしていきたいです。」とまとめました。

作文の内容を紹介しながら、賞状と副賞を手渡しました。本当におめでとうございました。また、地域の皆様との連携により、このように素晴らしい学習が実践できたことを本当に嬉しく思います。ご協力いただいた皆様にもこの場をお借りして感謝申し上げます。

さて、賞状伝達の様子を視聴していた3・4年生の教室にお邪魔してみました。

「作文の最後の文章を紹介したけど、聞いてたかな?」「聞いてました!お米一粒一粒を大切に味わってですよね」「聞いてくれていたんだね。ありがとう。で、君のご飯茶碗は?」「ちょっ、ちょっとお待ちを!。大丈夫です。あと7粒ですから」

「こっちはみんな一粒も残さず食べ終わりましたよ!」「おーっ、ご飯茶碗がピカピカだ!それじゃぁ記念写真だ!お茶碗以上にピカピカの笑顔がいいね!」

子どもたちは食べることが大好き。間もなく、今年度第1回目の「朝食を見直そう週間」が始まりますが、食に関するお話をたくさんしていきたいと思います。