こんなことがありました

【4年】理科「電流のはたらき」①

 今日の4校時、4年生は教務主任の先生による理科を行いました。

 理科なのですが、みんなぞろぞろと体育館に向かいます。

 何だろうと思い、後をつけてみると、理科の授業で制作した、電池で動く車を実際に体育館で走らせてみる活動のためでした。

 「電流」や「回路」という言葉を学び、直列回路と並列回路の違いなども学習したことを踏まえての実験です。

 きちんと電流が流れる回路を作ることができた人の車はすごい勢いで走り出しました。

 追いかけることが大変な子は「体育の授業みたいです。」というほど。

 ところが、うまく動かない子がいました。

 すると、まず、乾電池を使い過ぎで、容量がなくなってしまったのではないかと考え、チェッカーで残量を調べました。その結果、残量に問題なし。

 続いて、友だちの車と見比べて、回路の作り方に違いがないかを調べ始めました。

 これには、他の友達もいっしょにチェックが始まりました。でも、問題なし。ちゃんと作れている。

 そんな中、あるパーツが奥までしっかり押し込めていなくて、回路がわっかになっていないことに気づきました。

 そこをしっかり押し込んだら、見事に動き出しました。動いた時のみんなの笑顔が素敵でした。

 自分でも考え、友だちとも考え、解決にたどり着く。いい学びを見せてもらいました。

〔直列回路の車。動き出すと追いかけるのが大変。〕

〔チェッカーでも電池残量は問題なし。じゃー、回路かな?〕

〔友達の車と比べても回路は同じ。じゃー原因は何だろうと、みんなで知恵を出し合ってます。〕