こんなことがありました

校内授業研究会を行いました。

 1日(金)に校内授業研究会を開催し、5校時に5年生の授業を参観し、放課後に事後研究会を開催しました。

 提供された授業は、算数科の単元「四角形と三角形の面積」の中の、台形の面積を考える所です。

 今年度、本校の授業研究会では、参観者の「見取る力」の向上に趣をおいて実践しています。

 授業中、どの子とどの子が関わって学んでいたか、授業についていけず飽きてしまった子や置いていかれてしまった子がいなかったかどうか、誰のつぶやきや発言を担任がどのように紡ぎ、どんな学びが生まれたかなど、参観者は、子ども中心の見取りをします。そのため、事後研究会のグループトーキングも、子どもたちの名前が数多く飛び交います。そうした経験を重ねることで、普段の自分の授業の中でもしっかり子どもを見取れる力を高めていけることをねらっています。

 さて、では授業はどうであったのかというと、手前味噌にはなりますが、「素晴らしい点」多々ありました。

 1つ目 教師が話す時間が短く、子ども達がじっくり考える時間が確保されていた点

 2つ目 普段の積み重ねで、分からないことや困ったことは自然と同じグループの人に声をかけ、お互いが支え合って学んでいた点

 3つ目 文科省が推奨している「個別最適な学び」と「協働的な学び」が共存する授業であった点

 4つ目 全員が自分なりの解法を考えることができた点

 5つ目 1人1台端末を有効に活用し、デジタルで、図形を切ったり貼ったり移動したりを効果的に行えていた点

 6つ目 1人1台端末を有効に活用し、一人一人の考えを電子黒板に集約、分類、確認できていた点

 裏を返せば、5年生1人1人が友達と支え合い、関わり合って学ぶことができていること、1人1台端末を有効に活用して学べる力が育っていることの証でもあります。5年生、素晴らしい!

 今回の授業を通して、参観した先生方は多くのことを学ぶことができたと思います。

 今後の地震の日々の授業に生かしていくことを期待しています。

【タブレットがあっても学びは孤立しません。こうして支え合って学んでいきます。】

【デジタルならではのよさ。図形問題では効果てきめんです。】

【1人1人の考えを1つの画面で分類分けしています。これもデジタルならではの良さです。】

【自分のタブレットの画面を電子黒板に転送して友達に説明しています。】

【「聴く力」しっかり育っているのが姿勢に現れています。】