今日は、初任者研修の一環として
3・4年生で「道徳」の授業を行いました。
主題は、「友情、信頼」です。「さとしの心」という資料を使いました。
体育の時間のポートボールでさとしのチームは負けてしまいます。
さとしは、「もうこんなチームではやりたくない」とむきになってかずやに言います。
かずやは、チームメイトですが、ポートボールは得意でなく、シュートもただ一人決められません。
かずやは、放課後一人でポートボールの練習をしています。
それをさとしは、だまって見ていました。
次の日、さとしは、かずやを誘って練習を始めます。
すると、同じチームの子たちも一緒に練習に混ざってきます。
しばらくして、またポートボールの試合がありました。
さとしのチームは善戦しますが、負けてしまいました。
それでも、さとしは腹が立たず、楽しい試合だったと思っていました。
こんな内容でした。
あんなに腹を立てていたさとしが、楽しい試合だったと変わるのはなぜなのか。
そんなところを話し合っていました。
道徳は、平成30年度から「特別の教科 道徳」となります。
議論し、考えあう道徳になって様変わりしていきます。
通知表への評価も入るようになります。
学校教育は、現在曲がり角にさしかかっているところです。