こんなことがありました

ピース 発表したい!

 いつも、楽しく明るい雰囲気が漂う学級。

 この日は、習った漢字やカタカナを使って短文を作りました。

 人前で話すことへの抵抗のない学級。

 みんなが元気にお話しします。

 授業終了。なのに、子どもたちが先生の周りに集まってきます。

 先生に自分の作った文を聞いてほしい、読んでほしい。

 「やらされている勉強」ではなくて、「やりたい勉強」になっている、そんな姿。

 「勉強は楽しい」そんな思いも、育むことができる先生です。

 そして体育。鉄棒。

 練習を頑張ったので手にたくさんのマメが。

「先生、もうやだ、マメがたくさん。」

 授業終わりに、そんな訴えが。

「美味しいそうなマメだね。先生が食べちゃうよ。パクパクパク。」

 そう言って先生が食べる真似をすると、子ども達の表情がパッと明るくなり、次々と手を出して食べてもらおうとします。

 子どもの話は共感的に聞いていあげることが大事。

 でも、時には、こんな風にネガティブな物事を、楽しいことに変換してあげることも大事かもしれません。

「明るいものの見方」を教えてあげられる大人でいたいですね。