こんなことがありました

読み聞かせボランティア(最終回)

3月2日(水)
 今日は、子どもたちが楽しみにしていた読み聞かせの最終日です。

1年 田巻美智子さん
 「トーマス きゃくしゃをひく」
 具合の悪くなった汽車変わって客車を引くことになったトーマスですが、はりきりすぎて客車を引くのを忘れていってしまう…!楽しい読み聞かせにしたくて女の子でも一度は見たことがあるトーマスうを選びました。
 「あるのかな」
 名前の中に入っているものがあるかどうか、子どもたちに問い、子どもたちの声を聞いてみたくて選びました。たとえば、「みみず」に「みず」はあるのかな?ということが書いてある絵本です。



 「あるのかな」の絵本では、子どもたちの「あるわけないよ!」という楽しそうな声がたくさん返ってきました。 



 2年 伊藤さおりさん
「給食番長」
 いつもいつも給食を残すクラスに給食をつくるおばさんたちが家出をしてしまい、給食を自分たちで作ったところまずくて食べられず、いつもおいしい給食、栄養を考えて作ってくれるおばさんたちの気持ちがわかり、残さず食べようとみんなが思ったというお話です。給食センターの人たちが子どもたちに大きく育ってくれるように作った給食だということをわかってほしくて選びました。
 子どもたちが真剣に聴いてくれて本当にうれしかったです。


 
 3年 白旗 翔子さん
 「しゅくだい」
 出された宿題は何?「今日の宿題…です。」どんな宿題でしょう。
ノーメディアデーが浸透してきたこともあり、家族の会話が増えてきたかな?と思い選びました。成長していく子どもたちですが、家族にたまには甘えてもいいんだよ、という思いもこめて。
「ただのしろいふうとう」
 白い封筒がポストに投函され、ポストの中で出会った華やかな封筒の仲間たちの姿を見て落ち込みますますが、あることをきっかけに誇りを取り戻します。手紙を書く機会が減った今、手紙のよさを知ったり、みんなと同じじゃなくても平気だよ、ということを伝えたくて選びました。


 4年 荻原 直子さん
「春の主役 桜」
 日本全国で親しまれている桜について、花の咲き方、お花見の歴史、桜の種類など、知らなかったことが描かれています。もうすぐ春、桜の季節なので選びました。



 5年 栗原 真弓さん
 「ありがとう ともだち」
 オオカミの友達、キツネがお泊りにやってきて、うれしくてたのしくて、つい、うそをついてしまいました。「オオカミを見るとむくむく力がわいてきて、なんだってできる気がする」うそもほんとにしちゃえばいい、こんなキツネの考え方がステキで、こんな風に相手に接することができればいいと思い選びました。



 6年 中村 理佐さん
 「大きな木」
 少年が小さなころから大人になるまでのある一本の木との関わりを描いた本です。
少年の成長が6年生に、木の思いが親の思いに重なるものがあって、卒業を迎える6年生にぜひ伝えたい本です。この話を聞いて家族に感謝の気持ちを伝えるきっかけになればと思います。



 今年度一年間、大変お世話になりました。子どもたちが読書を好きになるきっかけにもなっています。また次年度も、よろしくお願いします。ありがとうございました。