こんなことがありました

図書ボランティアによる読み聞かせ

 今日は子どもたちが楽しみにしている読み聞かせの日です。

1年 白旗翔子さん 「オオカミのごちそう」
 くいしんぼうのオオカミが、おいしそうなコブタを見つけたけれど、すんでのところで逃げられた!ごちそう、どんどん走っていく。逃げられるとますます食べたい!オオカミはコブタを食べられるかな?ページが進むたびにオオカミがほっそりしていくように描かれていて、絵がユニークで目でも楽しめるので選びました。



2年 小島里美さん 「ちびくろ・さんぼ」
 ちびくろさんぼという男の子が、ジャングルでトラに服やかさをとられてしまい、そのトラがけんかをしてバターになってしまう。そのバターを使ってお母さんがホットケーキをたくさん作ってサンボもたくさん食べたお話です。楽しいお話なので選びました。



3年 伊藤さおりさん
 「ふしぎなナイフ」
 ナイフの形が変わる絵本で、ありえない形に変わっていく様子が想像すると楽しくなります。ナイフの形がこんな形になったら楽しいだろうなと思い選びました。
 「しもばしら」
 冬のこの時期にできる自然現象で、作り方も書いてあり、どんなふうにできるのかわかる楽しい絵本です。



 4年 鈴木めぐみさん 「ママのゆきだるま」
 雪が降って大喜びのこぶたの兄弟が、パパと雪遊びをしていると、ママが雪で滑って足をけがしてしまいます。雪がふると子どもたちがはしゃぐので、その様子をうれしく思います。ママを心配する様子もかわいらしかったです。



 5年 中村 理佐さん 「サニーちゃん、シリアへ行く」
 2011年にシリアで戦いが始まり、多くの人が国を脱出し、隣国で難民として生活している状況です。子供たちの中には避難途中で地雷を踏んで片足をなくしてしまった子もいます。そんな中でもいつか平和になったシリアへ帰りたいという希望をもち、平和を願っている子供たちの話です。英語を習い始めた5年生のみなさんに、世界の中で起きているいろいろな事実を知ってもらいたいと思い、選びました。



 6年 田巻美智子さん 「かたあしダチョウのエルフ」
 ダチョウのエルフは、子どもたちと遊ぶのが大好きです。ある日、みんながライオンに襲われたとき、片足を犠牲にしてみんなを助けました。その後、遊べなくなって忘れられていくエルフでしたが、黒ヒョウが襲ってきたとき、またみんなを助けます。内容も良かったのですが、絵が全て版画でできていて、迫力があり、見せてあげたいと思い、選びました。



 今年度も、残すところあと2回となりました。毎回、子どもたちのために、いろいろな思いをもって図書を選び、読み聞かせを行ってくださいます。子どもたちもとても楽しみにしています。ありがとうございました!