こんなことがありました

3ツ星 学校が再開しました

この度、浸水被害に遭われた方々には、お見舞いを申し上げると共に、一日でも早い復旧をお祈り申し上げます。

 

2日間の臨時休校を経て、今日、ようやく学校を再開することができました。

子ども達が、それぞれの家で復旧のお手伝いをしている間、職員で、どうやって子どもたちを安全に登校させることができるか地図を見て意見を話し合い、2日間、実際に通学路を歩いて検討しました。

 

校庭にもたくさんの漂着物があり、それを職員で取り除きました。とりあえずの学用品をそろえたり、たった2日でどうやって学習発表会を迎えるか、その練習内容を考えたり。

 

そして、今日。

登校ができた子どもたちを迎えることができました。

2年生。久しぶりの音読の声が教室に響きます。

開幕劇の練習中。大丈夫、2日間の練習でもうまくいく!見ていて安心。みんな大きな声出ている、笑顔も出ている。

真剣に漢字に取り組む姿。学校再開に向けて、そして学習発表会開催に向けてたくさんのご意見をいただきましたが、今日、子どもたちの学ぶ姿、友達や先生と関わる姿を見て、ほっとしました。

「学校から始める」

学校ができることを、全職員で取り組みます。

3年生は衣装の着方を練習中。友達同士、助け合って着替えてます。当日は、担任の先生は係の仕事でそばにいてあげられないから。

「右が前?後ろだっけ?」独り言を言いながら。

いいんだよ、初めて自分で着てみたんだもんね。

5年生。宿泊活動からぐんと成長したな、と様々な場面で感じます。練習でも、手を抜かない力を抜かない。素敵!

 

今日と明日は、集団下校。登校班で帰ります。

今、15時40分。子ども達、学校を出ました。災害ゴミが、朝より増えていました。安全指導をして帰しました。

最後に並んだ、子どもたちに

「たった2日の練習でも、君たちならできる、そう思った。」

そんな風に今日の子どもたちの様子を見て伝えました。

静かに、本当に静かに子どもたちが話を聞いてくれました。

いつもと変わらない元気な子どもたちも、今、こんな時は、周りの大人がどんな言葉をかけてくれるのか、をいつも以上によく聞いています。

そんな子どもたちの道しるべになれるべく言葉かけや、学習活動ができるよう、全職員で、明日も努めます。

明日の登校も、今日と同じような通学路で、全職員で見守ります。