こんなことがありました

図書ボランティア読み聞かせ最終日

今日は子どもたちが楽しみにしていた読み聞かせの最終日です。

1年 白旗翔子さん 「しりとりのだいすきなおうさま」

 何でもしりとりの順に並んでいないと気がすまない王様。料理の順番ももちろんしりとりで、悪戦苦闘する家来たちは王様をこらしめてやろうと作戦を考えました。今年度最後の読み聞かせなので大型絵本で、みんなで楽しく声を出して読めたらいいなと思って選びました。

2年 鈴木めぐみさん 「くものすおやぶん、とりものちょう」

 くものすおやぶんが、町の見回りをしていると、ありがたやに盗人からの予告状が届いて、困っていた。お祭りのためのお菓子を守るため、くものすおやぶんが作戦を考えます。虫のまちにくらす虫たちの様子が楽しく描かれていて、興味をもってもらえるとうれしいです。

3年 田巻美智子さん 「やさいのおしゃべり」

 キュウリがきらいなれいちゃの家に変われていたキュウリ君のお話。やさいたちのお話を通して食べ物を大切にすることを学べるわかりやすいお話です。

 

4年 「かぜのでんわ」 荻原直子さん

 山の上に1台の電話が置いてあります。線のつながっていないその電話はもうあえない人に思いを伝える「風の電話」。今月もいろいろな人が思いを伝えるためにやってきます。なにげない日常が一番幸せだということ。新しい学年に向けて楽しい学校生活を送ってください。

 

5年 渡邉美紀子さん 「100万回生きたねこ」

 100万回死んで100万回生きたねこが本当に大切な人を見つける話。私自身大好きな本で、何回読んでも新鮮な感動があります。

 6年 伊藤さおりさん 「なみだがあふれるままに」

 2011年3月11日に宮城県女川町であった出来事。津波で祖父や友達をなくし、何もなくなった道に春がきてタンポポが咲き、悲しいながらも笑みがこぼれるという話。東日本大震災を経験しながらも、あれから7年、また以前のように、全てがもどりつつある。心の傷も少しは癒えてきただろうか。みんな、子どもたちを見守っているから大丈夫だよ、という気持ちで選びました。