こんなことがありました

石川哲夫先生の放射線講座

7月12日(火)
 5年生がいわき明星大学特任教授の石川哲夫先生から放射線についての講義を聴きました。はじめに、原発事故の概要や、事故後の様子、中国で原発がたくさん作られる計画であることから、万が一事故が起きた場合は日本にも影響があるかもしれないので、放射線の学習が大切であるということを教えていただきました。
 日常的にも自然界の放射線をあびていることや、食べ物にも含まれているため、食品からも体内に放射線を取り入れていること、カリウムが含まれている食品の放射線の値がやや高くなる、ということも学びました。



 放射性物質、放射能、放射線の違いを、ロールプレイングで学習します。
放射性物質から放射線が飛んでいく様子をボールに見立てて示していただきました。



 放射線の遮蔽(しゃへい)実験です。
木、アルミニウムは放射線を通しますが、鉄、コンクリート、水は放射線をさえぎり、遮蔽(しゃへい)効果があります。




 実際の燃料棒は、放射線を遮蔽するために、水をためたプールの中にに入っていることも教えていただきました。



 市内でも、プールサイドが放射線で汚染された学校では、鉄板やコンクリートを敷き詰めて、放射線を遮蔽したそうです。

 放射線の飛跡観察も行いました。放射性物質から放射線が出ている様子が見えました。




 代表児童がお礼を述べました。学習内容をよく理解して、感謝の言葉として伝えることが
できました。


 石川先生、ありがとうございました!