こんなことがありました

6年 理科 筑波大学附属小学校佐々木昭弘先生による飛び込み授業!

11月7日(月)
 筑波大学附属小学校佐々木昭弘先生が、6年生に飛び込み授業を行ってくださいました。
今まで学習してきた内容をふまえた、理科実験のエッセンス、活用する理科授業です。

 始めに、佐々木先生のポケットに入っているものをあてます。
具体物の名前をいうのではなく、「それは生きていますか?」「食べられますか?」「味はどんな味ですか?」「色は何色ですか?」と、質問しながら物質を絞ってあてていくクイズです。子どもたちの思考を揺さぶります。
 子どもたちの質問が焦点化され、ポケットから出てきたものは…!



 次に、5年生で学習した、「ものの溶け方」の発展です。ものは溶けても質量は変わらない。炭酸が入った入浴剤を水に溶かすと?どうなるでしょう。子どもたちは、重さは変わらない、減る、と考え方も様々。実験すると、見る見るうちに、電子天秤のめもりが減っていき、二酸化炭素が空気中にぬけていくことがわかります。また、入浴剤に含まれる二酸化炭素に重さがあることもわかります。子どもたちも、保護者の方々も、先生方も、目盛りが減っていく様子から目が離せません。

 




 次は、「バン」による「バン!」の実験です。
あきかんに制汗スプレーを注入し、紙コップでふたをして着火します。


 制汗スプレーの量を少なめにすると、酸素と混ざり合ってよく飛びますね!「酸素は物を燃やすのを助ける働きをする」という6年「物の燃え方と空気」の単元の活用です。


 最後に、酸素の量を多くして実験します。



 着火したとたん、大音響で「ドカーン!」と体育館の天井まで紙コップが飛んでいきました。



 子どもたちは、びっくり!酸素が多いとものは燃えやすくなるということを十分実感できたようです。
 私たちが東京の筑波大学附属小学校まで出張し、教室を三重もの参観者が取り巻く中、やっと見ることができるほどのすばらしい佐々木先生の授業です。
 好間二小で、好間二小の子どもたちに行っていただいたこと、大変ありがたく、光栄に思います。佐々木昭弘先生、お忙しい中、好間二小の子どもたちのために、ありがとうございました!
 本事業は、公益財団法人JKA「RING!RING!プロジェクト」の助成を受けて実施しました。