こんなできごとがありました

今日の学校 学習発表会その3

最後を飾るのは6年生です。

芥川龍之介の小説「杜子春」。小道具から照明、舞台の配置転換まで自分たちでこなし、合い言葉「One World」をやり遂げました。

 フルートの生演奏が、いかにも贅沢を尽くしているという杜子春の邸宅という感覚にとらわれて、幕が上がりました。照明も自分たちで。バック幕はプロジェクターからスクリーンに。新しい試みです。

 様々な試練を乗り越えて、自分が進む道はこれだとつかんだ杜子春。6年生一人一人の台詞が力強く、また静かだけれど説得力があり、会場はしーんとして劇の中に引き込まれていきました。

 閉幕の言葉には、各学年の発表に対する温かい言葉かけがありました。そして、残りの小学校生活をさらに充実させていくとの決意表明がありました。素晴らしい劇に、閉幕の歌と感謝を込めたあいさつに会場中が感動していました。

 来場された保護者の皆様や地域の方々の盛大な拍手に、子どもたちはやりきった充実感を味わったと思います。ここで培った表現力を、これからの学習や生活に生かしていってくれることでしょう。ありがとうございました。