こんなことがありました

NEW 780はどんな数?(2年生)

 2校時の算数の時間に、「780」という数について、2年生の段階では少し「深く」考えました。「『780』は『780』でしょ。何か?」というのではなく、数の仕組みを調べたりや多様な見方をしたりしながら、数量の感覚を養う学習です。

この段階で、担任の先生は毎日下のような100や10や1を黒板に出しています。

子供たちも、何度も手元に出して操作しています。この操作が、頭の中でできるようになるまで、ご家庭でも焦らずお付き合いください。

780の7は100が7つということです。ですから8は( )が8つ。

 また、⑩だけで表すと、78こ出すことになりますね。(780円は10円玉78枚)でも、⑩を78枚出していると、机の上もいっぱいになってしまうし、30枚くらいからはいったい何枚出したのか分からなくなってしまうので、ここに来る前の段階で、例えば160は⑩が16枚とか、240は⑩が24枚、では290は?310だったら?という学習でしっかり身に付けます。(ちなみに、この学習で780=10×78にもつながっていますね。2年生の子供たちはまだ知りませんが)

 そして、800から見ると、20小さい、さらに700から見ると80大きい(700+80)と学習は続いていきます。

このような見方ができることが、2年生後半、そして中学年、高学年ととても重要になってきます。

子供たちは今、算数の「土台」をしっかり築いています。