こんなことがありました

NEW 第3学期始業式を行いました

 みなさんこんにちは。今日からいよいよ3学期が始まりました。子供たちの笑顔が近づいてきました。

【登校の様子】

 今朝も班長さんを中心に安全に登校することができました。立哨当番の保護者のみなさま、交通指導員さん、そして地域のみなさん、子供たちの見守りありがとうございました。

【第3学期始業式~校長の話】

 さて、今日の始業式は、昨年末に市教育委員会が入れてくださった大型ディスプレイを活用して顔が見える形で行いました。

 全校のみなさん、先生方、あけましておめでとうございます。

13日間の冬休みを、どのように過ごしていたでしょうか。

早寝早起きはできていましたか。宿題は計画的に進められましたか。

何はともあれ、今日みなさんが小玉小学校に元気に登校できたことを校長先生はとても嬉しく思っています。 

 さて、今日から3学期が始まりました。3学期に学校に来る日は51日間です。その1日目の校長先生のお話は、今年の干支に関するお話です。

今年の干支は何年ですか?みなさんもう分かっていますよね。そうです。「うしどし」ですね。

漢字で書ける人はいますか。1年生には少し難しいかもしれませんね。「うしどし」は「牛年」ではなく「丑年」と書きます。それはどうしてでしょうか。

 みなさんも知っているように、「ことしは何年?」という干支(えと)は十二支で表され、1番目は「子」ね、2番目は今年の「丑」うし、3番目は「寅」とら、と言います。

では、どうして2番目が「うし」なのでしょうか。みなさんはきっとこんなお話を知っているのではないでしょうか。

  昔、神様が、元旦にあいさつに来た12番目までの動物を順番に、一年間その年のリーダーにしようというお触れを出しました。牛は自分が歩くのが遅いことを知っていたので、誰よりも早く、前の晩の暗いうちに出発したのですが、その牛の背中にねずみが乗ってやってきたのです。神様の御殿の門が開いたとたんに、ねずみが牛から飛び降りて、1番になってしまいました。そして牛は、残念ながら2番目になりました。

 実際には、このお話は後から付けられたもので、じつは十二支の子、丑、寅・・・というのは、古く(殷の時代)中国で日付や時刻、方角を表すために使われていました。しかし、子、丑、寅・・・という字に特に意味は無く、人々には覚えにくかったそうです。

 そこで、みんなが覚えやすくするために、(後漢の時代、王充(おういつ)が)身近な動物の牛をわりあてたそうです。

 だから、丑年と書いて「うしどし」と読むのですね。

*子(ね)-鼠(ねずみ)

 丑(うし)-牛

 寅(とら)-虎、

 卯(う)-兎(うさぎ)

 辰(たつ)-龍

 巳(み)-蛇(へび)

 午(うま)-馬

 未(ひつじ)-羊

 申(さる)-猿

 酉(とり)-鳥

 戌(いぬ)-犬

 亥(い)-猪(いのしし)

 十二支は中国や日本以外でも使われているそうです。タイ、ベトナムでは、卯(うさぎ)の代わりに猫が、中国では亥(いのしし)の代わりに豚が割り当てられているそうです。

 次に、丑年の言われについてお話しします。牛は、昔から食べものとして、車がなかった時代には農作物や物を背中に積んだり荷車に乗せて引っ張ってもらったりして(運ぶときの力になってもらって)、人間の生活に欠かせない動物でした。まじめ(勤勉)によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起のいい動物として十二支に加えられたという説もあります。

 

 十二支の中で一番歩みが遅い丑(牛)の年は、先を急がず、一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。また、結果につながる基礎をコツコツと積み上げる時期とも言われています。新型コロナウイルスの影響でまだまだがまんしなければならないことやきゅうくつな生活が続きそうですが、コツコツと目の前の自分の勉強や仕事をこなすことが、将来の成功につながると考えて、丑年の今年もがんばっていきましょう。

 (参考までに・・・丑は、種の中に芽が出来て、まだ伸びることができないでいる状態を表しているとされ、指をかぎ型に曲げて糸をよったり、編んだりする形を表した文字と言われています。)

 

【生徒指導の先生から】「冬休みの生活から・3学期へ向けての心構え」

 今朝は元気よくあいさつできる人と、そうでない人の差がありましたね。これから寒い日が続くと思いますが、しっかりあいさつができるようにしましょう。

 冬休み前に、3つのことを守ってくださいとお話をしました。守れましたか。

1 規則正しい生活をしよう

2 事故にあわないようにしよう

3 新年の目標をもちましょう

 3学期はじめの今、みなさんはどんなめあてをもっていますか。6年生は中学校入学に向けて、そして1~5年生は新しい学年に向けて、しっかりとめあてをもって努力を続けていきましょう。