2L?それとも20dl?
2年生は水のかさをはかる学習をしました。大きなカップ(1L)と小さなカップ(1dl)を使って、ペットボトルに水を入れていっぱいにします。何杯入るのか調べているところです。お父さんお母さん方は写真を見れば、このペットボトルのサイズは( )L、だから大きいカップだったら( )杯でしょ、小さいほうだったら( )杯でしょ、と簡単に話すかもしれませんが、2年生の子たちにはそうはいきません。
まずは、この写真のペットボトルにはどれくらい水が入るのか、生活経験によって分かっていることそうでない子がいます。分かっている子は「( )Lは大きいカップで( )杯分」と答えることでしょう。しかし、ここで大切なのは、「本当かな?」(本当のはずなんだけれど)という気持ちをもって調べ、「やっぱりそうだった!」というところに行きつくことだと思います。今日はそういうところを担任の先生が丁寧に授業してくれました。
グループで考えた授業でしたが、途中でカップに水を汲んだ子が、「それじゃだめだよ」という場面がありました。見てみると、水がカップの8分目くらいまでしか入っていないのです。大事なことに気付きました。カップにいっぱいに入れないと1dlにならないのです。指摘されて「そうかそうか」と気付いた子がいました。大事なことを勉強しました。
小さいカップだと20杯入りました。だから20dl!と元気よく答えました。一方、大きなカップだと2杯分でした。だから2L!と答えた子もいました。さて、どちらが正解だったのでしょうか?どうぞお子さんたちに聞いてみてください。
臨時休業があり、「家庭でできる学習」と「学校だからできる学習」について考えさせられましたが、こういう学習が学校だからできる学習なのではないかと思います。いかがでしょうか。
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