日誌

授業の様子から

3校時はいわき明星大学の石川教授をお招きして、放射線に関する授業を6年生が実施しました。

福島県で生活する私たちは、放射線に関する正しい知識を身に付ける必要があります。石川先生は専門的な知識を分かりやすく子ども達に伝えてくださいました。

1973年ごろのオイルショックにより、火力発電だけでは不安があり原子力発電が推奨されたこと。原子力発電は二酸化炭素を出さないので地球環境にとってはよい発電だと考えられていたこと。しかし2011年3月11日、宮城県沖で大きな地震が発生、津波によって電源が喪失し水素爆発を起こしてしまい、放射性物質が飛び出してしまったこと。

また、自然界にも放射性物質はあること、そして必要以上に心配することはないこと、数字で判断してほしいといったお話もありました。そういったことをふまえて、自分で判断できる大人になってほしいとのことでした。

そして、目に見えない放射線がたくさん飛び交っていることを理解するために、霧箱の実験装置で見えない放射線の動きを目にすることができました。

折しも今日未明、北海道で大きな地震がありました。

子ども達は真剣に考えているようでした。