こんなできごとがありました

稲刈り体験(5年)、澤村神社見学(4年)、澤村勘兵衛紙芝居(6年)、赤い羽根募金

今日は5年生が稲刈りを体験しました。

田植えの時と同じように、今日もJA福島さくら神谷支店や神谷水稲部の皆様をはじめ、たくさんの方々が活動を支援してくださいました。今回も子ども達のためにありがとうございます。

早速、大きなコンバインが登場。「予想以上に速い」と子ども達からの感想です。

次は、いよいよ稲刈りです。まずは、刈り方を教えていただきました。

稲刈り開始。上手く刈り取れるかな。

コツを教えていただきながらの作業です。

うまく刈り取れましたね。

その後も、手際よく稲刈りを進めることができました。

収穫の後は、コンバインにも乗せていただきました。「運転してみたい」との声も。

収穫したお米が脱穀される様子も間近で見学できました。

こんなお米が収穫できました。これが白米になり、おいしいご飯になるのですね。今日収穫したお米は、後日学校に届けてくださるとのこと。楽しみです。

最後は質問の時間。「コンバインは一度にどのくらいの稲を刈ることができるのか」「一つの田んぼから何㎏のお米がとれるのか」といったことなどを積極的に質問していました。

青空の下でできた稲刈り体験。「だんだん上手に刈れるようになった」「昔の人はものすごくたいへんだったと思う」「今は機械があってよかった」などと感想をもった5年生もいました。こういった体験を通して、日本の食を支える農業に興味をもつ子どもが一人でも増えたらと思いました。

今日もたくさんの方々の支えのもと、貴重な体験をすることができました。活動にご協力をくださった皆様、今回も子ども達のためにありがとうございました。

 

神谷の広い田んぼにたくさんの水を運んでくれるのは、学校の後ろを流れる「小川江筋」です。4年生では、その「小川江筋」を、今から350年以上前に造り、農民の生活を豊かにしたとされる「澤村勘兵衛」の学習をしています。

今日4年生は、その「澤村勘兵衛」をまつる「澤村神社」の見学に行ってきました。澤村神社は、学校の近くにあります。

神社へのぼる階段の途中で小川江筋の上を渡りました。ちょうどここが小川江筋の中間地点なのだそうです。

郷土の偉人として「沢村勘兵衛」の功績を学習してきた4年生。350年以上経った今もなお、地域の農業を支え続けてている小川江筋を造った沢村勘兵衛に感謝の気持ちを伝える子ども達もいました。

境内には大きな石碑が建ち並んでいます。そこには、たくさんの人の名前。

小川江筋を大切に守ってきた人たちの名前であることが分かりました。「もしかしたら、自分のおじいちゃんやひいおじいちゃんの名前があるかも」と話す4年生も。地域の長い歴史に思いを巡らせる学習になりました。

 

6年生では図書ボランティアの皆さんによる紙芝居の読み聞かせがありました。6年生でもなんと「澤村勘兵衛」にまつわる紙芝居です。

4年生の時に澤村勘兵衛の学習をした6年生。その時の学習をふり返りながら、熱心に聴いていました。

昔の言葉の言い回しなども多かったですが、6年生にはちゃんと理解できたようです。

また、図書ボランティアの皆さんの紙芝居の演出がすばらしく、昔の言葉の流暢な言い回しはもちろん、のみで岩を砕く音や、水が勢いよく流れる音などの効果音も手作りの楽器で演出。誰しもが聴き入ってしまう紙芝居でした。

裏側をのぞくと、一つの紙芝居を6人のチームワークで作り上げていました。聴き入ってしまう紙芝居には、こんな理由があったのですね。

読み聞かせ後、子ども達からは「長い紙芝居を一度もかまないのがすごい」「引き込まれる紙芝居だった」「効果音があって場面の様子がよく伝わってきた」といった感想。澤村勘兵衛のエピソードとともに、図書ボランティアの皆さんの演出にも感動する6年生の様子がありました。

今日のために練習を積んできたという図書ボランティアの皆さん。すばらしい演出の紙芝居と、すばらしいチームワークを見せていただきありがとうございました。六小の自慢の図書ボランティアの皆さんです。

 

最後は、赤い羽根共同募金について。

集まった赤い羽根共同募金をいわき市社会福祉協議会の方へお渡ししました。

この募金は、困っている人助ける福祉のために使われるとのことです。みなさんの募金が少しでも人の助けになるといいですね。募金へのご協力ありがとうございました。

 

充実したたくさんの活動の裏で、改めて「六小の子どもたちのために」と活動を支えてくださるたくさんの人がいることを感じた一日でした。感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいですね。