こんなできごとがありました

澤村勘兵衛の業績を知る

今日は6年生で図書ボランティアの皆さんによる読みきかせがありました。

今日のテーマは、郷土の偉人「澤村勘兵衛勝為」。澤村勘兵衛とは、学校の後ろを流れる用水路「小川江筋」の建造事業を進めた江戸時代の人物です。小川江筋の建造はいわきの発展に大きく寄与したと言われています。

まずは小川江筋の説明。約30kmにも及ぶ長い用水路を江戸時代に30年もかけて造ったということに驚きです。 

今回読みきかせに使用したのは昭和19年に作られたという紙芝居。図書ボランティアの皆さんの、臨場感たっぷりの朗読により、江筋建造のために尽力する当時の勘兵衛の様子が再現されました。紙芝居で使われている言葉からは、昔の日本語の言い回しも学習することができました。

読み聞かせの後は、勘兵衛ゆかりのスポットの紹介も。勘兵衛をまつる「澤村神社」は学校の近くにあります。

最後は、子どもたちから「改めて勘兵衛の偉大さを学んだ」「勘兵衛のような人になりたい」といった感想が聞かれました。

図書ボランティアの皆さんは4月からこの日のために練習を重ねてきたということで、今日の読み聞かせでは勘兵衛の思いとともに、図書ボランティアの皆さんの「子どもたちのために」という思いも感じることができました。図書ボランティアの皆さん、ありがとうございました。