センターの研修等

部活動指導者研修

 4月15日(月)、部活動指導者研修が行われました。

 いわき市教育委員会学校教育課指導主事より、今年度の部活動運営における指導上の留意点について講義がありました。児童生徒の健康面、先生方の健康面を考慮し、休養日を必ず設けることや、いわき市の部活動運営方針の確認などを行いました。

 続いて、「よりよいチームをつくるためのコーチング理論」と題して、オリンピック競技のアーティスティックスイミングチームのメンタルトレーナーなどを行っている、S"om代表 松下信武先生による講義を行いました。

 

 先生方の悩みや疑問点について、松下先生の豊富な知識と経験を基に、具体的で的確なアドバスを多くいただく研修となりました。プレッシャーを取り除くのではなく、プレッシャーを受け入れ、自分のできることに集中して取り組むことや、失敗から学ぶなど、多くのことを学びました。これからの部活動指導に役立てていきたいと思います。

初任者研修・新規採用養護教諭研修(一般研修①)

 令和6年度、いわき市内に配属された研修対象初任者64名(小学校50名・中学校14名)、及び、新規採用養護教諭4名(小学校2名、中学校2名)が当センター教職員研修室に集い、一日研修が実施されました。

 はじめに、当センター所長より、「初任者・新規採用者研修にあたって」の講話が行われました。

 次に、いわき市教育委員会学校教育課管理主事より、「教職員としての服務・勤務」の講義が行われました。

 午後は、いわき市立中学校主任主査より、「社会人としてのマナー」の講義がありました。

 次に、いわき市スクールカウンセラーより、「教職員のメンタルヘルス」の講義がありました。

 その後、初任者と新規採用養護教諭が別々の会場に分かれて研修を行いました。

【初任者】「教師としての子どもの見方・とらえ方」

【新規採用養護教諭】「保健管理の在り方」

 情報交換を適宜行い、初任者・新規採用養護教諭同士の交流も深めながら研修を進めました。

 初任者・新規採用養護教諭一人一人が指導力・人間力を高めながら、いわきの子どもたちのために持てる力を存分に発揮してくれることを願いつつ、今後もいわき市教育委員会一丸となってバックアップして参ります。

初任者研修〈授業研修④〉

 1月25日(木)初任者64名を対象とした初任者研修〈授業研修④〉が行われました。今年度最後の初任者研修のテーマは「教職2年次に向けての振り返り」でした。授業面について、1年間の研修の成果や課題について、自身のキャリアステージと照らし合わせながらの自己分析を行いました。

 研修者それぞれが、自分が成長した部分、解決すべき課題について自己を分析し、2年次へ向けての見通しについてグループで共有しました。

 また、今年度、初任者を指導していただいている指導教員の先生から、「1年間の研修を振り返って」の講義があり、ご自分が初任だった頃の経験談を交えながら、今後の成長に向けての自身の見取りの視点や心にとめておくべきことなどについてお話しいただきました。

 「学び続ける教師」として、2年次以降も自己を冷静に分析し、自分の強みと課題を意識しながら、子供たちのために、研究と修養に努めていってほしいと思います。

 

教職2年次研修〈教科等指導研修〉

 1月23日(火)に教職2年次研修〈教科等指導研修〉が行われました。午前は中学校の先生、午後は小学校の先生を対象に行いました。

はじめに、小グループに分かれて研修者が1年間かけて行ってきた「課題研究」の成果と課題についての発表・協議を行いました。小グループのメンバーは担当学年や教科が違いましたが、共通の課題があったり新たな視点が得られたりと、有意義な協議になりました。

  その後は、いわき市総合教育センター研修調査室室長による講義「基礎形成期の課題とその解決に向けて」が行われました。子どものウェルビーイングを高めるための教師の在り方について考えを深めることができました。自身の強みと課題を可視化・自覚化することで、次年度へ向けた目標を意識することができたようです。

教育研究発表会

1月19日(金)、いわき市総合教育センター、文化センター、体験型経済学習施設(エリム)を会場に、令和5年度教育研究発表会が行われました。

 

第一部では、各部会において調査研究委員による2年間の研究実践の発表や協議が行われました。昨年度の成果と課題を踏まえた、研究実践や事例研究について、資料を交えながらわかりやすい発表が行われ、参加者の感想からも充実した発表となっていました。

 

第二部では、「『学級集団を作る』~子どもの非認知能力を育成する教師のソーシャルスキル~」と題して、早稲田大学教育・総合科学学術院の河村茂雄教授による講演が行われました。これからの社会で必要とされる、非認知能力を育成するための学級集団作りについて、豊富な分析データや事例を交えながら、わかりやすくご講演いただきました。参加者からも「大変勉強になった」「学校で実践したい」など、有意義な時間となりました。いわき市の児童生徒のため、みんなで「わくわくする学級・学校」を目指していきましょう。