５月２０日（火）いわき市体験型経済教育施設エリム２階のスチューデント・シティを会場に、湯本二小と磐崎小の５年生全員が９つの勤務先に分かれ、社会人として仕事を体験し、共生社会について学びました。体験のテーマは「失敗を恐れない」。チャレンジすること。

子どもたちは、最初の全体ミーティングで、社会人としての言葉づかいや名前の呼び方、時間を守ることなどを確認後、１回目の社内会議で仕事内容の確認、準備等を経て､それぞれの仕事とショッピングを行いました。途中２度の社内会議が設定され、仕事の内容評価、問題点と改善策の話し合い、売り上げ確認が行われ、午後には収支決算書の作成・提出、法人市民税関係の仕事を行い、最終社内会議で仕事のやり残しはないか確認をし、全体でのダウンミーティング。いろいろな失敗から改善策を考え、成功を目指すこの体験は、まさにリアルな仕事でした。きっと、子どもたちは、毎日仕事をしている家族、大人に対し、これまで感じなかった思いを持つと同時に、「共生社会」を実感することができたのではないでしょうか。

このスチューデント・シティの取組は、ジュニア・アチーブメント日本のプログラムであり、いわき市教育委員会との共催事業で、９つの企業団体職員の方々、そして、湯本二小４名と磐崎小の保護者のサポートをいただき実現されました。本当にありがとうございました。また、子どもたちがショッピングで購入した品物は、全て協賛いただいている企業団体からの無償提供となっております。

ジュニア・アチーブメント日本　URL：http://www.ja-japan.org